Some people are worth melting for.

14 ページ14

.

あ「……気持ち悪い。」


酔った。

ペース早いって自分でも分かってたけど。


亜「ちょ、(名前)大丈夫？？」


あ「うー。」

「帰ろ？」


亜嵐くんには悪いけど、もう帰りたい。


亜「ん、いいよ」







.



お会計、私がお金出そうとしたら

さっと

出す亜嵐くんがかっこよかった。



あ「……亜嵐くん絶対モテるね」


亜「えー？笑」

「そういう(名前)もでしょ」


あ「私は全然だよ」

「お会計ありがとね」


亜「絶対モテるってー」

「いえいえ」


あ「……亜嵐くんの彼女になった子は絶対幸せだよ」


絶対そうだよ。

だって、女の子の気持ちよく分かってるもん


亜「まじ？笑」


だってさ、今も道路側にいた私を

グッって引っ張って自分が道路側に行くようにしたじゃん。

かっこいいよね、そうやって自然にやれる人。



亜「ん……？」


あ「どうしたの？亜嵐くん」


亜「あ、いや、今向こうの方に知ってる人いたような。」


あ「えー？」









.





あ「ありがと、亜嵐くん」

「楽しかった！」


亜「うん、俺も」


「また誘っていい？」


あ「ぜひ！笑」





……やっぱ優しい亜嵐くん


.

15→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す