手の鳴る方へ (ページ6)

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episode 5 ページ6

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ベ「！！
キャプテン帰ってきたー！！」

シャ「おかえりなさい！
Aもおかえり！キャプテンに迷惑かけなかったか！？」

なんでよ。
むしろ迷惑かけてるのはキャプテンだったもん。
迷子になってたのキャプテンだもん。

ロ「こいつが迷子になったせいで遅れた
ログは？」

ベ「たまったよ！キャプテン！」

ペン「やっぱり迷子になったんだな....
もう今度からお前は待機だ。船に」

あ「いやいやいや...待ちなさいよ
迷子になったのはキャプテンだもん！！
振り向いたらいないんだもん！！」

ロ「行くぞ、次の島はシャボンディ諸島だ」

ペン.シャ.ベ「「「アイアイ！キャプテン！」」」

あ「おい聞けや。」

ロ「......バラバラにされたいのか？A
お前はそろそろ前回のカウンセリングのカルテ出せ。本当ならカウンセリング終わったらすぐカルテは出すもんだ。なぜ出さない。」

あ「ぇ.......あー、いや、あのカルテは作ってたんだけど、」

ロ「？」

ベ「キャプテン、Aね
この前ダイニングでコーヒーこぼして横にあったカルテで拭いちゃったんだよね」

あ「ぁ、」

シャ「そう！そんときのAの顔な！！
本を守るために提出しなきゃいけないカルテで拭いてしまったことに気づいたときな！
あれは傑作だ！！」

ベ「半泣きだったもんねー」

あ「.......」

ロ「なるほど。

A」

あ「ぅあ.............はぃ。」

ロ「お前今日から1週間解剖の仕方覚えろ。
全部覚えれなかったらわかってんだろうな。」

あ「そんな.......キャプテン
私解剖系は無理だって知ってるはずでしょ、」

ロ「やれ」

あ「ぅー、あぃあぃ、キャプテン....」

ベ「頑張れA」

あ「お前のせいだ。」

ベ「え！.......すいません、」

ペン「打たれ弱いなほんとに！
てゆうかA、なんで解剖無理なんだ？」

あ「.......キャプテンが前お仕置でヘビースモーカーの人の肺見せてきてトラウマなの。」

シャ「ぅえ、.......それはきつい。」

あ「うん、大丈夫、ヘビースモーカーの人は解剖しないし。覚えるだけだし。実践はないだろうし。
大丈夫、私はやればできる子。」

その一週間めちゃくちゃ解剖について覚えて
最終日に実践を行ったことは軽くAのトラウマになった。

あ「ぐすっ.......ぅう、」

ロ「おい、いつまで泣いてる」

あ「謝ってくださいキャプテン.......」

ロ「謝る必要がない。」

あ「辛辣！！」