episode 38 ページ39
ローside
シャボンディ諸島で情報を集め始め数時間がたった。
有益な情報はひとつもない。
シャ「.......ほんとに俺たちなにも知らねぇな、あいつのこと。」
べ「シャチ...」
シャ「いやさ、普通話すことね？何かあったなら普通は話すだろ。俺たちに言えないならキャプテンに相談すればいい話でさ」
ロ「...」
シャ「あいつが悪いって訳じゃないけど、言わないって罪重くね？だって何も知らないんだぞ。助けてやりたくても情報もない。何も知らない。」
ペン「おい、やめろ、シャチ」
シャ「朝起きて置き手紙見つけた俺の気持ちがわかるか！？.......宿の部屋があまり取れなくて！俺もAも寝付けなかったから！2人で広間みたいな所でずっと話してたんだ！何時間か経ってそろそろ部屋戻る！って！.......その時俺が気づけばよかった！あいつ、あいつ.......」
ロ「落ち着け、シャチ」
シャ「...ふー、.....キャプテン、皆。
俺さ言われたんだよ、Aに
「シャチはさ、私が助けてー。って言ったら助けてくれる？」って。俺そん時当たり前だろって言ったんだ。そしたらさ
「.......シャチ大好き」ってめちゃくちゃ悲しそうな顔でいいやがったんだ。
違くね？普通笑顔になるだろ
助けるって言ったのに、なんでいなくなるんだ！」
イ「.......私もさ言われたんだよ、似たような事を。
シャチと別れたあとかな？.......部屋戻ってきて同じこと聞かれて私もシャチと同じこと言って。
朝起きたらこれだ。
.......なにがしたかったんだよ、A」
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作者名：片寄 | 作成日時：2019年8月28日 21時
