かいしんのいちげき！×エース ページ4
チャイムが鳴り、今日の授業が終わる。
生徒は皆部活や寮に行くため教室から出ていく。
今日は金曜日、2日間会えないのか。
｢エースとデュースは部活かー、頑張ってね｣
｢おう、また月曜日な｣
｢あれ？エースは部活行かないの？｣
｢いや、その……あのさ、明日ヒマ？一緒に映画とか観ない？おすすめがあるんだけど｣
｢いいじゃん！それならデュースも誘おうよ〜｣
｢んー、デュースは明日も部活だったって言ってなかったっけ｣
｢じゃあ別の日にする？｣
｢……｣
なんなんだよ、俺じゃダメなのか？
｢エース？どうしたの……っ！？｣
俺たち2人しかいなくなった教室で、俺は無意識にAに壁ドンしていた。
｢あのさ俺、Aが好きなんだけど。特別な人は俺じゃあダメ？｣
｢え……っと……？｣
困った顔をしながら少し考えて口を開く。
｢私も……エースが……すき……です……｣
そう言うと赤くなった顔を伏せるようにするA。
｢それって友だちとしての？それとも……異性として？｣
｢い、異性として……です｣
｢まじで？あんなにデュースデュースって言ってたのに？｣
｢それは……なんか……名前呼ぶのが恥ずかしくなったっていうか……｣
やばい、嬉しすぎる。
自分でも顔が熱くなるのがわかって、そんな顔を見られたくなくて。
｢ちょっとタンマ。俺の顔見ないで｣
｢いや……見ざるを得ない体勢では？｣
｢じゃあキスしていい？｣
｢え、ちょっとまって……心の準備がっ……んん｣
言い切る前にAの口を塞ぐ。
｢……ん｣
｢じゃあ俺部活だから｣
｢……うん、がんばってね｣
｢もしかして続きでも期待してた？｣
少し煽ると顔を真っ赤にして怒る。
｢エースのばか！早く部活行きなって！｣
｢はいはい、じゃあまた明日な｣
Aにウィンクしてご機嫌で部活に向かった。
fin.
ベリーメリークリスマス×デュース→←かいしんのいちげき！×エース
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名無し59617号(プロフ) - 星猫さん» アニメ少ししか知らなくてすみません。HQ、カゲプロ、鬼滅、あんスタなどです (2020年9月29日 7時) (
レス) id: 89b764f427 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年9月28日 23時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃいてぃー | 作成日時：2020年9月23日 21時
