天才で美少女小学生はE組へpart２ (ページ19)

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小学生５４ページ19

『ここは、＿＿をＸとＹで表しましょう。だから、＿＿＿を＿＿するのOk？』

実は、かなは算数だけど、あんずは、理科を教えてってことだったんです。

「は？アルカリがこ？ん？！？！」

『だーからー、赤から青がアルカリ！逆画酸性！』

「はぁ？！ちょ、いみふー」

そう言って、突っぷせるあんず。

もう、頑張って！としか言えません。

トントン。

「勉強は順調ですかー？」

ドアを開けて、そう言ってくる、あんずママ。

手には、ジュースやケーキがあるおぜんを持っている。

『微妙です(苦笑)』

「そう。あ、差し入れよ。どうぞ。」

机に置いていく仕草、慣れてるな……

「あんず、A、勉強終わってから食べような？」

『ケーオー』

かながそういった瞬間、カリカリと言う音が凄まじいスピードで聞こえた。

あんずのスイッチが入った？！？！

「後、少し！」

あんずさん。貴方、私がいなくても良かったんじゃ……

「終わったー！！！！」

鉛筆を置いて、大きく伸びをするあんず。

『おつ。かなは？』

「とっくに終わった。」

どうりで、余裕があったわけですな。

勉強道具を片付けて、ケーキを食べ始める。

「A。写メ許可おりたー？」

『おりるわけないでしょ。当日のお楽しみだよ。』

そう言って、紅茶を飲む。

「この花……」

かなが突然、ケーキの横に添えられている、青の花を見つめた。

「食べれないから気よつけてねー」

『あ！この花、ライラックだ！』

「正解だ。ライラックの花言葉は思い出。自分達にいい言葉だな。」

思い出か………

『そうだね！』