呪術廻戦 [短編] ３

だいじ(七) ページ21

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お題:クリスマス

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七「あぁりもうそんな日でしたか」

まぁ期待はしてなかったが案の定クリスマスを忘れてるのは私の同棲中の彼氏七海建人さん。

外のイルミネーションを見たであろうに任務から帰ってきてもいつものような振る舞い方だったし、やり過ぎない程度のちょっとオシャレなご飯を作ったり、玄関にちょっとクリスマスっぽい飾りをしててもびっくりするくらい反応がなかったからこれは言わないと気付かないなか…と勇気を振り絞って『そう言えば今日クリスマスですね』と言った。


そして冒頭に戻る。まぁ気付いたとて特に何かするわけでもないし、忘れてたから何だと言うつもりもない。と言うか七海さんの性格上半ば諦めてた。
バカらしい。そう思い先にお風呂に入って寝る事にした。
一人で寝る事がこんなに寂しかったのは初めてだ。


数分経っても寝れずにスマホをポチポチしてたら七海さんも寝るのか寝室に入ってきた。

七「…まだ起きてたんですか？」

『はい…なんか寝れなくて』

七「ちょうど良かったです。Aさんの横にある棚に大事な書類が入ってると思うんですが見てもらっていいですか？」

クリスマスまで仕事人間とはお疲れ様ですね〜と少しムスッとして返事もせずに布団から出て棚の引き出しを開けた


『…え。七海さん…大事な書類って…』

私は動揺を隠せなかった。
だってそこに入ってたのは婚姻届と小さな四角い箱だったから。それに七海さんの欄はもう記入済み。


動揺してる私の傍に七海さんが来て四角い箱を取り開ければ綺麗に輝く指屋。
そして七海さんは私の前に膝立ちをしてその箱を差し出した


七「妻になると言う最高のプレゼントを私にくれませんか？」


とスマートにプロポーズ。
驚いたが何よりも素敵でこんなにも幸せだと思えるサプライズがすっごく嬉しかった。

『はい。もちろんあげます』

その返事を聞いて指輪を付けてもらえばピッタリサイズ。

七「一生幸せにします。」


メリークリスマス(大事なサプライズ大成功!)


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クリスマスシリーズ完結！
間に合って良かったです…笑

皆様も良きクリスマス呪術廻戦ライフを
お過ごしくださいませ！


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