呪術廻戦 [短編] ３

うわぎ(悟)(棘) ページ23

-
五条悟高専時代
-

悟「うわ。どうしたのそれ笑」

『…うるさい』

今日は珍しく悟との任務。と言うか悟がサボらないようにって監視役を任されたんだけど''嘘報告''のせいでとんだ被害にあった。

その時上着をビリビリ破られその可哀想な上着片手に合流場所に向かえば鼻で笑われる始末。

悟「寒そ」

『言わないでよ！寒いのがもっと寒くなったじゃん！』

早く伊地知さん来てほしいな〜とスマホを見ながらブルブル震えてたら肩に重みを感じた

『え。なに？』

悟「…見てるこっちが寒ぃから貸してやる」

え？あの悟が？うわ〜珍しい通り越して怖。
明日矢とか槍とか降ってくるのかな？と空を見上げれたつもりが真上には悟の顔

悟「やっぱり返せ」

『え？！声に出てた？！』

悟「誰が珍しい通り越して怖。だよ！返せ！」

『いーやーだー！ごめんなさい〜』

と上着を着てぎゅっと掴む仕草をした。
その時ふと悟匂いがした。そりゃそうか。悟の上着だもんね

悟「なんだよ？不満かよ」

『いや…悟の匂いがしたなって』

と言えば二人の間に少しの沈黙が入りその数秒後自分が何を言ったか理解した上に悟も何を言われたか理解してお互い目を見開いた

『へ、変な意味じゃないから！！』

悟「わ、わかってるわ！！」

耳まで真っ赤にさせた二人はこの後到着した伊地知にめちゃくちゃ心配される。
二人が付き合うまでそう長くない。



-
狗巻棘ジャージ編
-

真希「A寒くないのか？」

『寒いに決まってんじゃん。誰かさんの妹のせいでジャージないの。』

と先日の真依と東堂の嫌がらせを思い出す。

真希「あぁーそう言えば取られてたな…おい恵！お前の貸してやって」

伏「あぁー…俺は別にいいんですけど…」

『恵〜さすが可愛い後輩！』

とジャージを受け取ろうとした時誰かに手を掴まれた。
え？何事？と掴んだ犯人を見たら棘だった。

棘「お！か！か！」

どうかしたのか聞く間もなく自分のジャージを私に着せてちゃんと上までファスナーを閉められる。
あっという間の事にポカーンとしてる私に棘は満足そうにニコニコした

棘「しゃけしゃけ〜♪」

それだけ言うとパンダの方へ戻って行った。

『…え？今…何がおきたの？』

伏「狗巻先輩って意外と大胆なんすね」

『え？！なに？！恵教えて！』

真希「まぁまぁAもその内わかるさ」

その言葉の通り数日後棘に告白され、ジャージ事件から意識してた私はもちろんYesと答え無事にお付き合いスタート


-

たかさ(悟)→←かべどーん(悟)(棘)(七)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す