ぶきよう(棘) 3 ページ12
-
医務室
悟「何があったの?」
無残な姿のAを見てそう聞く先生に任務での事を話した。報告外の特級の事も子供を守る為に自分を犠牲にしてた事もAが1人で祓った事も。
悟「上の連中の差し金ってとこか…にしても棘さぁAが1級呪術師だから大丈夫だろうとか思ったりしてないよね?」
そう聞く声は少し低かった
図星をつかれてしまい黙っていると先生は続けて話した
悟「確かにAはずば抜けて強い。でもAの場合はさ努力してここまで強くなれたんだよ。同情されたくなくて黙ってたと思うけど…そんなAが特級の気配に気付かなかったなんて事はない。きっと棘を守ろうとしたんだね。あの子は無自覚で人に優しくする所があるから。」
その言葉を聞いて悔しい気持ちと申し訳なさでいっぱいだった。
悟「いっつも棘に突っかかってくるのはさ呪言にばっか頼ってほしくないからじゃないかな〜棘の呪言は下手したら自分に返ってきて命を落としかねない。だからこそ体術も強くなってほしいって意味で突っかかってたんだと思うな〜俗に言うツンデレだよ!」
棘「……」
Aが優しいのは今日あの子供を守る為に自分を犠牲にしててわかった。その前からも言葉はキツいもののゆうたの体術練にもアドバイスしてあげたりとか優しい面はたくさんあった。なんで今になって気付いてしまったのか
悟「あ!あともし言えるとしたら…Aは棘と普通に話したいんだと思うよ」
それだけ言って先生は医務室から出て行った。
俺はAの手を握った。冷たい…本当に生きてるか不安になる
棘「【起きろ】」
そう言ってもAは起きてくれなかった。
ねぇ…起きたら君は俺の話聞いてくれるかな?
-
500人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らむ(プロフ) - yuunaさん» リクエストありがとうございます!ご要望に応えられるように頑張ります! (2021年2月8日 2時) (レス) id: 1f74e8868f (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - リクエスト失礼します!五条悟で浮気性彼女とメンヘラ五条が見たいです!お願いします!! (2021年1月31日 4時) (レス) id: a73b6209c2 (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - シューさん» こちらこそリクエストありがとうございました!きゅんきゅんしてもらえたならとても嬉しいです!また是非リクエストお願いします。 (2020年12月21日 8時) (レス) id: 1f74e8868f (このIDを非表示/違反報告)
シュー(プロフ) - 「ぶきよう」をリクエストした者です!読んでいて、とってもキュンキュンしました。ありがとうございました! (2020年12月21日 8時) (レス) id: 405152595d (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - りゃおさん» コメントありがとうございます!きゅんきゅん出来てよかったです^^これからもきゅんきゅん出来る作品つくっていきます! (2020年12月21日 0時) (レス) id: 1f74e8868f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らむ | 作成日時:2020年12月16日 23時