海軍中将は隙がない。2 (ページ19)

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そしてサニー号も出発。

少し港から離れた後、、

ルフィ『A〜！来て良いぞー！』

ルフィがコッチに向かって大きく手を振って来た。

『え？何言ってんだ麦わらのやつ、、』

A『フフ、りょーかーい！』

私も大声で手を振り返す。

バサァ！

将校コートを脱ぎ捨て、月歩で飛び上がった。

A『スモーカーさん！G－5のみなさん！私麦わらの一味に入ります！！弟達と楽しく冒険します！たしぎさんにも伝えて下さい！さよならー！！』

ポンポン、

月歩で去って行くA。

『は？はあああああああ？！？！？！』

『待ってA中将！！』

そして驚き口と目をガン開きにしているG－5の海兵達。

スモーカー『待てA！！、、あ？』

脱ぎ捨てられた将校コートと一緒に、何かが入っていた。

それは、Aが宴中に書いた、お手紙と辞表だった。

手紙には、こう書かれていた。

"拝啓、スモーカーさんとたしぎさん、そしてG－5の皆さんへ。
私は海軍を辞めて海賊の道を選びます。
家族のように慕ってくれた皆さんを裏切ってしまいごめんなさい。
サカズキ元帥と、じいちゃんであるガープさんにもお伝えください。
改めて、家族のように接してくれた海軍の皆さん、大好きです。
スモーカーさん、落ち込んでいる私を不器用ながら励ましてくれて、ありがとうございました。ずっと尊敬してます。 Aより。"

『ど、どうしよう！追わねえと！！』

スモーカー『追わなくて良い！戻れ。』

『でもスモヤン！』

スモーカー『お前が笑顔になってんなら、海賊でも何でも良い。』

スモーカーはフッと笑い、ゆっくり葉巻の煙を吐いた。