海軍中将は隙がない。2 (ページ14)

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ロー『おい！お前ら、急ぐぞ。トロッコに乗れ！』

その声を皮切りに子供達をトロッコへと乗せる。

『ガキどもコッチだ！』

『チンタラしてんな！』

『登れないよー！』

A『大丈夫？』

登れない子供を抱え月歩で飛び上がり乗せる。

A『ぅっ、、』

刺された太ももが痛む。

ロー『おい。無理するな、傷が悪化する。』

ローさんに後ろから抱き止められ動きを止める。

A『、、はい、、』

抱きつく意味はあるのか、、、
その時、

警報音が鳴り、扉が閉まり始めた。

『毒ガスだ！！』

ロー『何やってんだ麦わら屋の一味！全員乗れ！』

ルフィ『何言ってんだ！まだ全員じゃねえ！』

ルフィ達は仲間を待っていた。

A『それに、医療班がまだ揃っていません。』

『ルフィー！！』

遠くから声が聞こえて、みんな来た。

A『、、良かった、、』

ロー『チンタラしてんな！急げ！』

ルフィ『ヒヒヒ、とにかく全員乗れ！ここぶっ壊れんぞ！！』

笑顔の再会と、逃走。

トロッコは凄い速さで走り出した。

ルフィ『イヤッホー！ハハハ！』

突風と瓦礫が怖い。

A『！瓦礫が、』

上を見ると、大きな瓦礫がトロッコの真上に。

素早く剣を取りだし、真っ二つに斬る。

A『みんな大丈夫ですか？、、っ、』

ヤバい、、傷が、、

チョッパー『A大丈夫か？！』

チョッパーが応急処置をしてくれた。

A『ありがとうチョッパー。』

ウソップ『ヤバいぞ。崩壊が酷くなって来た！』

ロー『この通路は山腹のトンネル。崩れりゃ生き埋めだ。』

瓦礫で通路が塞がれた！

と、目の前にゾロが立ちはだかり、

ゾロ『このまま行け。』

キィン！

大きな瓦礫を斬った。

A『凄い、、』

安心だ、そう思った時、後ろからガスが迫って来ていた。

恐らく出口の方にもガスが溜まっているとの事なので、
ナミの風でガスを吹き飛ばすことに。

ウソップ『出口が見えたぞ！』

『トンネルが崩れるー！』

子供達を背に庇う。

A『大丈夫だよ。』

ナミの風でガスが晴れた。

そして、、
外に出た。