海軍中将は隙がない。2 (ページ11)

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第41話・友達を助けるページ11

A『この先に子供達がいるのか？』

チョッパー『そうだ！モチャが頑張ってくれてる！』

走りながら説明をしてくれるチョッパー。

ロビン『貴方は？海兵さんじゃないの？』

A『ああ、私はルフィのあ、、、コホン、知り合いだ。仲間が増えたんだな。骨もいたし、、』

姉と言いそうになり、慌てて言い直す。

ロビン『ウフフ、ニコ・ロビンよ。よろしく。』

A『ああ、、よろしく。』

子供達に追いついた後、手当たり次第に鎮静剤を打つチョッパー。

ナミ『ミルキーボール！』

ナミ達で子供達を抑える。
子供達は暴れに暴れまくる。

A『落ち着いてください！うあっ！！』

バキッと殴り飛ばされる。
相手は子供、攻撃はできない。

『キャーー！！！』

遠くから女の子の悲鳴が聞こえた。

チョッパー『モチャ！』

ナミ『しまった、回り込んでる子がいたんだ！』

慌てて悲鳴の聞こえた方へ向かうと、、
モチャが、、飴玉を全部！！

A『やめて！！モチャ！！』

シュウウウウウウ、、

モチャの口からガスが出る。

チョッパー『モチャー！！！ダメだ全部吐き出せ！それがどんな薬か教えたはずだー！』

そして、、
ゴクン、

飲み込んでしまった。

ゲホッ！！
ドサリ、

A『モチャ！！』

モチャは血を吐いて倒れた。

チョッパーは悔しさと悲しさで涙を流していた。

『モチャが血を吐いた、、』

私は慌てて階段を降り、モチャに駆け寄った。

『何で、、？』

子供達は血を吐き倒れたモチャに少なからず動揺していた。

チョッパー『これが！このキャンディの正体だよ！モチャはお前達を助けるために、自分の身を犠牲にして、、』

鎮静剤を打てるのは今しか、、

サンジ『ガキどもが怯んでるぞー！行けー！』

G－5の部下達とサンジが来て、鎮静剤を打つ手伝いをしてくれた。

サンジ『暴力は無しだぞ！野郎ども！』

鎮静剤を打った子供達は正気に戻った。

A『良かった、、』

そこからまた走り出し、R66を目指す。