34話・よし、転職しよう ページ45
というか、何で追い出されたんだろう。
怖がっていたか?ココリさんが?
A『ま、いっか。』
時刻はちょうど、お昼時。
私は食事をしに食堂へと向かった。
食堂に入れば、みんなからの刺々しい視線を感じる。
A『視線が痛いですね。』
気にせずに海軍カレーをもらい、パクパクと頬張る。
スパイスが効いていて美味い
『悪女が、、よく食堂に来れるな。』
悪女?うーん、、そのあだ名は好きじゃないなぁ。
A『根も葉もない噂に惑わされて可愛いですね。みなさん。』
ウフフと微笑みながら、私は食堂を出た。
廊下を資料等を抱えてスタスタ歩く。
一等兵の主な業務は資料整理と訓練と駒扱いの様な戦いに駆り出される事。
A『戦いか〜弱い感じに演技するの大変だったけど、もう我慢しなくていいのな?』
独り言を言いながら書類を運んでいると、、
ココリ『うぅっ、ヒック、、』
ココリさんの鳴き声が聞こえた。
『わああ、泣かないで!』
誰か他の海兵が慰めている。
ココリ『Aさん、本当に怖いんです、、。体が固まって、、』
『大丈夫ですよ。Aさんをクビにするように元帥にかけ合いますから。』
あらら。
クビになってしまいますね。
ココリ『お願いします。どうか、どうか、、この前も私の顔が気に入らないって刺してきて、、あの人、狂ってる。』
『だからそんなに包帯を巻いていたんですね。もう大丈夫ですよ。さぁ、部屋でゆっくりお茶でも飲みましょう。』
声は遠ざかって行った。
A『ふー、、私はこんな信じ込みやすいバカな組織に属している自分が怖いです。』
部屋に入り資料を机に投げる。
A『、、もう転職しようかな。』
でも、身に覚えのないことを垂れ流されているのは何だかなぁ。
A『そうだ!ココリさんを拷問して転職しよっ!』
納得したように頷く尋問官は、どんな拷問をしてやろうかラインナップを作ろうとペンと紙を持ちました。
A『1番残忍で吐き気がするような拷問をしてあげよう。楽しみ♪元帥も、大将達も、みんなみーんな嘔吐する様な拷問を。』
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突然すみません!酸性雨の1つです。
年齢と話が合わないので訂正させていただきました。
17歳→21歳
これからの話の都合上、若すぎると合わないので、、
これからは21歳のAさんです!
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作者名:酸性雨の1つ | 作成日時:2023年8月21日 22時