30話・何かがおかしい? ページ41
どうやら、その私の新しい上司とは口だけじゃなかったようで。
数週間後には本部にいる最強天使として人気が集まった。
尋問官だからバレちゃいけないのに目立つ行為をしているココリ。
しかもコイツがやる尋問はヌルい。
何が暴力はダメだよ!だ。
コイツとは波長が合わない。
A『、、、、』
しかも尋問部屋まで荒らされて、ファンシーな内装になっちゃったし。
アサシンは椅子に縛りつけるんじゃなくてココリと一緒にお茶してるし。
ふざけんな。私の生活を脅かして。
殺してやろう。
イライラして朝食を頬張っていると、隣に気配を感じた。
コビー『Aさん、、元気ないですけど、何かあったんですか、?』
コビー大佐だ。
A『フフ、すみません心配かけて。大丈夫ですよ。』
ココリ『コビーさぁん!そんな子じゃなくて、私と一緒に食べません?』
2人で並んで食べていたところにココリが飛んできた。
コビー『こ、ココリさん!ぜ、ぜひ一緒に!』
コビー大佐は顔をめちゃくちゃに赤くして席をずらした。
反応がえらく違う。確かにココリは顔だけは整っているが、、。
周りを見れば、私には敵意の視線。ココリにはハートの視線。
ふむ、、。何かがおかしい。数日前までこんな目線じゃなかったはず。
まぁいいや。尋問にさえ影響しなければ。
そう思い私はお皿を下げた。
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作者名:酸性雨の1つ | 作成日時:2023年8月21日 22時