24話・サイコーな美人(私)とのデート ページ35
午後6時50分。
私は広場の噴水前に黒いレースのワンピース姿で来ていた。
足元もバッチリピンヒールでキメている。
髪は一括りにしていたのを解き、軽くウェーブをかけた。
そして夜なのでサングラスはしていない。
周りの人達が私を見ては目を逸らす。
顔を
午後6時55分。
うーん、、コビー大佐遅いな。
腕時計をチラチラ見ながら待っていると、、
コビー『Aさあああああああん!!!』
遠くから走ってくる音と私を呼ぶ声が。
ピンクの髪。私服は普通のジャケットコーデ。
コビー『ハァ、ハァ、、、またせてすみません!、、、ブッ!』
どうしてしまったのか、コビー大佐は鼻から鼻血を出してしまった。
A『ど、どうされました?』
コビー『ああ、す、すいません、、こんなこと言うのきっと気持ち悪いと思うんですが、、Aさんめちゃくちゃ素敵で、、、』
はい。知ってます。とは言えない。
美人とは変に自慢をする生き物ではないからだ。
A『フフ、嬉しいです。ありがとうございます。』
にこやかにお礼を言い、そのまま歩き出す。
A『何処に行くか決めていますか?』
コビー『はい!えぇっと、、まず、1時間ほど街を歩いてお店を巡りましょう。その後ディナーを丘の上のレストランでとって、、』
綿密な計画だな。
A『じゃあ、ディナーで美味しいもの食べるためにいっぱい歩きましょうね!』
ここは敢えて元気で食いしん坊な一面を見せておく。
こんなお茶目な一面もあったのかと、ワンチャンギャップ萌えが狙えるかも。
コビー『はっ、はい!』(意外と人間味があって可愛い、、。)
ーー
A『わぁ、この人形とっても可愛い。コビー大佐、お揃いにして持ちませんか?』
コビー『い、いいんですか?!Aさんとお揃い、、とっても嬉しいです!』
ーー
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作者名:酸性雨の1つ | 作成日時:2023年8月21日 22時