海軍本部の開かずの間 (ページ30)

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20話・サイコーなヒーローページ30

殴られてる殴られてる。
トドメさされそう。

よし行くか。

屋根から勢いよく飛び、ちょうどナイフを振り下ろしていた男の手を自分のナイフで塞ぎ、トサカ君の前に立つ。

A『貴方ですね？逃げた暗殺者は。』

『？！お前、、』

ナイフで押し切ろうとされるが、軽くいなし男の懐を膝で蹴り上げる。

『ガハッ、、クソッこのアマが！！』

男はナイフともう一つ先の尖った鉄製の棒を取り出した。

『この武器の先端には俺が調合した麻痺毒が入っている。そこのトサカ野郎も麻痺で動けなくなっているだろ？ギャハハハハ！お前も俺の毒で殺してやる！！』

ほぉ、、麻痺毒か、、

A『それって、どのくらい効きます？ちょっと攻撃して見てくれます？』

『何言ってんだべ？！オメェまで死んじまうべ！』

私はそんなくらいで死なないよ。

A『大丈夫ですよ。トサカのお兄さん。ちょっとした好奇心なので。』

『ああ？！テメェふざけてんじゃねえぞ！そんなに欲しいならくれてやる！』

その場から消えたと思ったら、もう私の目の前にいた。

なるほど、走るのが得意だから逃げられたんだな。
間抜けだな。護送組は。

そのまま動かないでいると、ブスリと腕に先端が刺さった。

A『うーん、、痛みは普通。矢で刺されたみたいだな。』

瞬間、ガクリと膝に力が入らなくなり、座り込んでしまった。

A『お、ちゃんと効くな、、。』

『テメェの頭がイカれてたおかげでお前も殺して俺は逃げる事が出来るぜ！トサカ野郎に喧嘩売られた時はどうしようかと思ったけどよ！！』

ナイフが私の頭に振り下ろされる。
その前に、レイピアで麻痺が回るより素早く男の腹を刺した。

『アグッ！？何だ、、刺されただけか、、』

これだからバカなんだよみんな。
刺されただけ(・・)だと思い込む。

A『フフ、、バカな人ほど愛おしいってね。』

尚も攻撃して来ようとするが、避けずに効果が出るのを待つ。

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毎度どうもこんにちはこんばんは。

酸性雨の１つです。

最近更新遅くてすみません。
これから頑張るつもりですが、やはり更新スピードは遅くなるのでご了承下さい。m(__)m