海軍本部の開かずの間 (ページ26)

今日:16 hit、昨日:35 hit、合計:19,849 hit

16話・サイコーな遊び(修正しました) ページ26

A『ここは、、無法地帯の様ですね。』

どんなにいい島でも、海賊やチンピラが溜まる場所がある。

そこにいつのまにか(？)着いていたみたいだ。
下衆の様な目で私をチラチラと見てくる。

A『フフ、人気者だな。私も。』

視線を受けながら微笑む。

そのまま歩いていると、目の前に5人ほど男が立ちはだかった。

筋肉質で、イカつい感じ。
いかにもチンピラ。

A『どうしましたか？遊んで欲しいんですか？』

『ヘヘヘッ、嬢ちゃん捕まえて売ったら俺達は遊んで暮らせるぜ。』

なるほど。私は人身売買されるのか。

A『そうですかそうですか。貴方は私を楽しませてくれます？』

『そうだなぁ。売る前に遊んでやるよ。楽しませられるぜ？』

よかった。この人達悪い人じゃないみたい。遊んでくれるらしいからね。

A『フフフ、じゃあ遊びましょう？』

腰に刺していたレイピアを持ち、ヒュンヒュンと風を斬る。

『おいおい、何の勘違いしてんだよ。遊ぶってのは、、、こういう事だよ！！』

いうが早いが、私の着ていた服をナイフで破かれた。
あーあ、トレーナーお気に入りだったのに。

A『あーあ、、買い直しですねぇ。同じの売ってあるかな。』

そう言いながらブスブスレイピアをチンピラに刺していく。
足に、目に、頭に、胸に、腕に。

A『蝶舞、イチイ。、、フフ、知ってます？この毒、6回くらい刺したら血肉がドロドロに溶けてトマトジュースみたいになるんですよ。フフフフッ、トマトジュース飲みたくなって来ましたねぇ。あ、もう聞こえてませんね。それにしても、服どうしようかな。あ、この人達の服もらおう。』

ドロドロの血肉がついている服を取り上げ、袖を通す。
ちょっと臭うけど、、まぁ、いいかな。

A『何ですか？あ、もしかして遊びたいんです？』

私の方を凝視しているチンピラ達をニコニコと見る。
見物していたチンピラ達は顔にたくさん汗をかいて逃げて行った。

私はルンルンとその場を後にした。

ちなみにお土産はそれぞれリンドウにした。
何かあった時に利用しやすい様に媚を売っとかないとね。
リンドウの花言葉(悲しむ貴方を愛する)

ーーーーーーーーーーーー

間違っていた箇所があったので修正しました。

2023/10/26