検索窓
今日:34 hit、昨日:19 hit、合計:19,832 hit

14話・サイコーな面白トナカイ ページ24

『今日取れたての旬の魚!安いよ〜』

『今ならリンゴお買い得っ!』

『待ってよお母さん!』

『はいはい、早く来なさい。逸れるから。』

街ではいろんな人の声が聞こえた。
賑わってるなぁ。

A『わぁ、、』

『へい嬢ちゃん!見ない顔だね、旅人かい?』

屋台を見て回っていると、50代くらいのおじさんに話しかけられた。

A『、、まぁ、そんなところですね。』

『そうかい!ウチのホットドッグは美味いよ!食べてくかい?』

確かに、パンの間に挟まれたウインナーは噛めばパリッとジューシーで美味しそうだし、上にのっているケチャップとマスタードの塩梅もいい。

A『、、では、2つください。』

お金を出し、ホットドッグを2つもらった。

『まいど!』

人の良さそうな店主はニカッと笑った。

紙包みに包まれたホットドッグに思いっきりかぶりつく。
猫舌の私には丁度いい温度で、とても美味しい。

A『ん〜、、お昼ご飯は別に食べようかな。』

やっぱり3食ともご飯粒を食べたいな。
何処かにおにぎり屋さんとかないかなぁ。

街の中を練り歩いていると、、

グーキュルルルルル、、

隣でお腹が鳴る音がした。

チラリと隣を見ると、1匹のトナカイが顔を赤くしてコチラを見ているではないか。

ふむふむ、、これは私の知的好奇心だが、トナカイが2本足で立って歩けているのが気になってしょうがない。

調べたい。そう思ったら止まらない。

餌で釣るか。

A『お腹空いているんですか?これ、差し上げます。』

まだ口をつけていなかったもう1つの方のホットドッグをトナカイに差し出す。

『ぃ、、いいのか、、?』

キラキラした目で見てくる。

A『はい。どうぞ。』

蹄の上にホットドッグをポンと乗せる。

『ハァ〜!(*゚▽゚*)ありがとな!』

トナカイはハムリと1口食べた。
ホットドッグを片手で持てるほど器用な手。

それに言葉も喋れるとは、、ますます興味が湧くな。

解剖、、は流石にダメかな。恐らく何処かに飼われているか、サーカスの見せ物か。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひーん文字数(´;Д;`)

15話・サイコーな海賊船の船長→←13話・サイコーな休み(謹慎)



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
設定タグ:ワンピースONEPIECE , 海軍 , 女主   
作品ジャンル:ホラー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:酸性雨の1つ | 作成日時:2023年8月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。