9話・サイコーな戦い ページ15
A『いつまでそうしてるつもりですか?遊びましょうよ。』
裏路地にいたヤツらがゾロゾロ出て来た。
みんなそれ相応の武器を持ち、ゲスな笑みを浮かべている。
『女1人で何が出来るんだァ?ギャハハ!』
そう言うが早いが、一斉に飛びかかられる。
A『(周りに人はいないか。)』
人がいない道でよかった。一応舗装はされてるけど、ここは前まで街だったところだからなぁ。無法者の溜まり場になってたんだ。
考えながら向かって来た鉄球に向かってレイピアを突き刺す。
バギィン!
パラパラと崩れ去る鉄球。
『ええええええ?!?!?!』
アサシン達は驚き一等兵から距離を取る。
A『あ、鬼ごっこですかぁ?』
見えないほどの速度で目の前に来てレイピアを腕に刺す。
A『蝶舞、ドクニジン。』
ドスッ
男の腕には10円玉ほどの穴が空き、向こうの景色がコンニチハしていた。
『あああああ!!!』
A『1人。』
そしてそのまま髪を掴み、頭を自分の膝に打ち付ける。
『ガハッ、、』
ドサリと倒れた男を見て、その他は恐ろしくなったのか一気に散り散りに隠れてしまった。
A『次はかくれんぼですか?』
何処ですか〜?と静まり返った廃墟を歩く。
『ハァッ、ハァッ、』((((;゚Д゚)))))))
廃墟の影に隠れ、震え上がっていたアサシンは、Aが通り過ぎてホッと息を吐いた。
だが、
A『みーつけた!』
あっさりと見つかってしまった。アーメン。
『ギャッ!』
声を上げる隙も与えず、顔を思いっきり刺した。
ドサリと倒れるアサシン。
A『後何人かなぁ?』
暗闇に溶け込んでいたベテランも、緑と一体化していた保護色も、変装上手も、たまたま通りかかった島民になりすましたヤツも、全員仲良くお縄にかかってしまった。
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技の説明
・
痺れる程度の毒。一点に集中させ、体を貫く強さの突き。
何処の部位でも使える。
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作者名:酸性雨の1つ | 作成日時:2023年8月21日 22時