2 ページ14
*加藤*
用具倉庫の扉をゆっくり開ける。
もう使われないのであろう物が大量に置かれていた。
電気の場所も分からず、真っ暗で怖い。
加「あの・・誰かいます？」
自分でも恥ずかしくなるくらい震えた声を出しながら奥へ進んでいく。
加「誰も居ないなら帰りますよ？用があるならっ・・・」
突然後ろから誰かに口をふさがれる。
手の感じからして男だということは分かるけれど、それ以外は分からない。
？「加藤くん、いや、シゲアキ！僕のためにわざわざここまで来てくれてありがとう！」
いやいやこいつ何言ってんだよ。
突然のことで頭が回らない。
いすに座らされ、後ろで腕を縛られ、足も縛られ、腰も縛られ、身動きの取れない状態になった。
ついには目隠しをされ、周りの状況は一切分からなくなった。
怖い。
加「おいふざけんな！はずせよ！」
動けるだけ暴れてみるけど、体力を消費するだけで全く無意味。
？「シゲアキ口が悪いよ！ほら、僕のために笑って？」
加「笑ってられるか！気持ち悪いんだよ！」
そういうと、それまでぐふぐふ笑っていた奴の声がぴたりとやんだ。
・・・なんかまずい事言ったかな？
今の発言を後悔するももう遅かった。
？「ずっとシゲアキだけを見続けていたのに、気持ち悪いってどういうこと？」
？「女の子達ならいいけど、僕じゃだめって事？理不尽だね！」
その言葉とともに頬に鋭い痛みを感じる。
身動きもとれず、周りの状況も良く分からないのに急に殴られ、恐怖で鳥肌が立つ。
誰か。
誰か助けて。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 199人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あや - リクエストは可能でしょうか？ (2019年6月16日 11時) (
レス) id: 6cd4a0353c (このIDを非表示/違反報告)
加藤羽叶(かとう わか)(プロフ) - 優生さん» 凄い！シゲちゃんは輝いてますよね！勿論、全員 (2017年5月13日 17時) (レス) id: 48cd41842a (このIDを非表示/違反報告)
優生 - ともさん» すごい偶然ですね！4人ともみんな輝いてましたね！ (2017年5月13日 15時) (レス) id: 8b60c7db58 (このIDを非表示/違反報告)
優生 - 柚子さん» ありがとうございます！リクエスト書かせていただきます！ (2017年5月13日 15時) (レス) id: 8b60c7db58 (このIDを非表示/違反報告)
優生 - 加藤羽叶(かとう わか)さん» 私もシゲ担です！同担の方がいると嬉しいです！ (2017年5月13日 15時) (レス) id: 8b60c7db58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優生 | 作成日時：2017年2月19日 22時
