な な ページ7
有岡side
俺は中学の頃イケメンだの優しいだの色々言われてきた。
そんな目立ちたくないタイプだし何人かと付き合ったことあるけど、皆俺の顔ばっかり。学校では頑張って喋ったり、そこら辺にいる普通の中学生だった
だけど本当は自分のペースで喋りたい
興味もない女優の話。思春期男子のあるある話
正直女の子にいい思い出はない。
恋愛出来ないー。とか 女の子なんて興味無いって訳でもない
ただ、
ただ俺は顔じゃなくて。
ホントの有岡大貴を見て欲しいだけ。
前付き合ってた彼女に言われた
．
「大ちゃんってさ顔は良いのに喋らなくてつまんないね」
．
そう言われてから俺は誰とも付き合わなくなった
この時から女の子を少し避けるようになったのかな
だけど高校に入った時Aを見つけたんだ
塩対応で地味なタイプのA。
でもとても性格が良くて怖がりで。強がってるけど弱くて。
俺と同じ自分の気持ちを素直に言えない子。
Aと過ごす学校生活はとても楽しくて
自分を出せる唯一の人だった。
そんなAに俺は 恋 をしていた_____。
もしかしたから上手くいくかも？なんて思ってた矢先。
現れたんだ 山田涼介 先生 。
確かに何か俺と同じような雰囲気は感じてた
でもAをこんなに早く惚れされる山田先生は俺とは違った。
なぁA。俺のとこに戻ってきて
俺だけのAになってよ、、、。
昨日の放課後 山田先生と話してるとこ見たよ？
俺Aにあんな可愛い笑顔させた事ないよ。
俺は何をしても山田先生には適わないの？
こっちを向いてよ
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作者名：Rock | 作成日時：2019年1月9日 5時
