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快斗side
翌日
俺は工藤新一の姿に成りすまし飛行機に乗り込む。
なぜか知らないがニューヨークの市警は厳しいのかなせまか一緒に乗っているんだが。
目線の向こうの鈴木のじーさんは俺を探偵だとまんまと引っかかってやがる。
今回も意外と楽勝だったりしてな?ケッケッ
なんてニヤリと口角をあげていたら突然顔を引っ張ってくる。
『何しやがる!じじい!!』
ってぇ、本当容赦ねーな、このじーさん。
腫れる頬を抑えながら俺は睨む。
『だいたい何で、あのアメリカ人がこの飛行機に乗ってんだよ……アンタと「ひまわり」の護衛は空港までだろ!?』
日本まで来る必要ねーじゃねーかっ!
「確かに契約ではアメリカでの護衛となっている……だが、キッドが「ひまわり」を狙っていると分かった以上、放っておくわけにはいかない……」
「おおー!それでこそワシが選んだ侍じゃ!必ず「ひまわり」を守ってくれ!」
「ええ……任せてください……」
『…………』
今回はいつも以上に厳重そうだな。
またあの猫に情報を話を聞いてみるとするか……
Aにも会えるしな……
・・・
「グシュッ」
『ブロン……風邪ひいた?』
「んにゃ〜……誰か噂したかにゃ……(まさか……ね……)」
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作者名:星 x他1人 | 作成日時:2024年1月31日 23時