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博士の発明したものにあまり興味がなかったのか、コナン君はテレビの方に背を向けてしまった。
『コナン君って大人びているよね…』
小学生にしては落ち着きがありすぎるし、
いざという時頼りになるし…
まるで、小さい頃の工藤君みたい__
私の言葉に反応したのか、コナン君の肩が揺れた気がした。
『まぁ、そんな訳ないよね。ね、哀ちゃん…?』
「…そうね。そういえば、お茶出してなかったわね。少し座っててちょうだい」
『あ、うん。ありがとう〜』
ソファに腰をかけてテレビを静かに見つめる。
少ししたら哀ちゃんがお茶を運んできてくれた。
「ゴッホもいいけど…少しは博士の作品に興味を持ってあげたら?」
「!珍しく好評みてーだなあ…」
『盛り上がってるみたいだね』
なかなかの芸術作品が出来上がったらしく
向こうでは楽しそうにはしゃいでる博士たちとブロン。
そんな様子を微笑みながら見ていたら__
《どうやら会見が始まるようですね…》
アナウンサーの女性がセリフを読み上げると場面が切り替わり始めた。
『あ、、(園子と、隣の人が園子のが言ってた次郎吉おじ様…だったよね?)』
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作者名:星 x他1人 | 作成日時:2024年1月31日 23時