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「おじ様がね、今度美術館で展覧会をするのよ」


「へぇー」


『また大規模な…』



一応財閥の話であって園子も関係者らしく、オークションに参加するみたいだ。



そういえば園子のこと、お嬢様だったこと忘れていた。


あまりにも、いい意味でお嬢様を感じさせなくて気さくな感じが私には心地がよかった。



「それにゃら、Aとわたしはちびっ子たちと博士の家で見るにゃ♪」



『うーん、そうだね、…迷惑じゃなければだよ…?』



そういうとブロンは目を輝かせて嬉しそうにする。




チャイムが鳴り始めたので、この話は持ち切りとなった。









┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

後日



ブロンと私は、博士の家に向かい一緒にニュースを見ることになった。



『博士こんにちは、いつもお世話になってます』


「おお、A君か、それに…」


「遊びに来たにゃ〜」


「わざわざ、手土産なんて、すまんのぉ」


『いえいえこちらこそ。少ししたものですが』



挨拶を終えて玄関を上がると賑やかな声が広がる。

肩に乗っていたブロンは軽く飛び降りては真っ先に向かう。




「あ、ブロンちゃんとAお姉さん!」


足音に気がついたのか歩美ちゃんが手を振ってくれる。

光彦君、元太君も元気に挨拶を交わす。


哀ちゃんは軽く微笑んでくれた。




みんな天使すぎるよ…。

後でぎゅーしてもいいかなぁ…なんて。








そういえば

コナン君いないのかな?


探していたらテレビに集中していたので声をかけてみることにした。

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作者名: x他1人 | 作成日時:2024年1月31日 23時

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