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「本当だ……1時間15分前に工藤君との通話履歴がある……」

『これってさっきの写真と同時刻だね……』




写真ではキッドが同時刻に空港を通過しておりその時点ではまだ「ひまわり」を持っているようだった。


コナン君の方を見ると気まずそうな顔をして目を逸らしていたのを私は見逃さなかった。




「んなくだらねーことより問題はなぜこのキッドがこの空港を通ってったってことだ」



「自分が爆破した飛行機が……どうなったか気になったんだろう。殺人鬼は何食わぬ顔をして、犯行現場に戻ってくると言うからな」



「ちょっとあんた!キッド様を殺人鬼なんかと一緒にしないで!」



その言葉に園子は反発するように怒る。



「目を覚ませ、お前もヤツに殺されかけたんだぞ!」


「(にゃんて、奴だ……あいつがするわけにゃい…)」


『……(そんなこと……ない。だってキッドは……)』



園子に続いて首を振ろうとしたが、今のチャーリーさんに言ったところで何も聞いてくれないだろう。



こみ上げる気持ちを沈めて落ち着かせる。





その後検査が終わったのか問題はなかったと判断され、より厳重な金庫に保管されることになった。

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作者名: x他1人 | 作成日時:2024年1月31日 23時

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