君の為に … (ページ13)

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… 広臣ページ13

Aちゃんと岩ちゃんは正直お似合いだと思う。実は岩ちゃんが先日俺にこんな話をしてきた

岩「登坂さん。」

登「ん？」

岩「登坂さんにとって“好き”って何だと思いますか」

登「俺の好きは、人それぞれにあると思うけどでも自分が思うこの人じゃなくて“自分が本気で好きと思えてその人の事が誰かを好きになっても最後まで諦めずに好きになってそれでもその人が俺じゃない他の人。”じゃあもう好きじゃないから他の人に、じゃなくて好きでもその人を応援するのが恋愛って事でしょ？だから俺は何が何だろうと頑張るよ。片想いでもね」

岩「有難う御座います。」

登「もしかしてだけどさ岩ちゃん好きな人居るの？」

そう聞いたとたん耳が少し赤くなって

登「居るんだ。話してみてよ。秘密にするからさ。」

丁度楽屋で二人っきりだったから聞いてみる

岩「僕、先週の休みにAちゃんと御出掛けに行ったんです。それでAちゃんの事を知っていく事に好きって何だろうって思って。」

登「そっか。Aちゃんと上手くいくといいけどなあ。俺は応援してるよ」

岩「登坂さん有難う御座います」

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岩「好き…かあ。俺も頑張らなくちゃだな。」