後輩1 ページ1
〜屋上〜
後「せ〜んぱい！」
「あ？何だよ」
後「･･･何かあったんですか？」
「･･･何もねぇよ」
後「嘘です」
「はぁ？」
後「A先輩、嘘つく時顔を左に向ける癖があるって知ってましたか？」
「っ！･･･お前には関係ねぇだろ_____」
グイッ
ドンッ
後「関係なくないです！」
「痛ってぇなぁ、何すんだよ！」
後「壁ドンです！」
「いや、そんな真顔で言われても･･･って、そうじゃねぇ！！そんなこと聞いてんじゃねぇよ！！」
後「何ですか？」
「何ですか？じゃねぇよ！こっちが聞きてぇわ！ってか、何でお前に壁トンされなきゃいけねぇんだよって聞いてんの！」
後「だって、先輩が逃げるから･･･」
「当たり前だろ！何で名前も知らない奴から話しかけられた挙句壁ドンまでされてんだって話だろ？！」
後「A先輩に会ったのは今日が初めてじゃないです。先輩は覚えてないみたいですけど、先輩が中三の時、僕が不良に絡まれて困っているところにA先輩が来て助けてくれたんです。」
「(そんな事あったか？全く覚えてねぇ)」
後「その後に先輩と同じ中学で運命だ！とか思って、先輩のこと知りたくて･･･話しかけようと思っても先輩、めっちゃ人気者だから全然話しかけられなくて、先輩が卒業してあぁ、もう会えないのかな。とか思ってたら、同じ高校で今度こそ先輩に恩返ししたいなって思ってて、今日話しかけたんです。」
「･･･わりぃ」
後「え？」
「･･･わりぃって言ってんだ！」
後「っ！･･･そ、そうですよね。気持ち悪い･･･ですよね。知らない奴からしかも男から運命だ何だって言われても困りますよね！」
「･･･あ？何言って__」
後「すみません！本当は恩返ししたかったんですけど･･･先輩の前から消えた方がいいですね！」
「いや、だからっ___」
後「あの時は本当にありがとうございました！先輩が助けてくれて嬉しかったです！もう、先輩には話しかけないので安心してください！それでは！」
はぁ？
何だよあいつ
一方的に言いやがって
さっきまで運命だとか何だとか言ってたくせに
俺の話全く聞いてねぇだろうが！
ふざけんなよ！
この俺に挑んできたことを後悔させてやる！←挑んではいません
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最初っからおかしいですね。
しかも後輩長っセリフが長いよ！
このお話はもう少し続きます
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作者名：影の薄いR.S | 作成日時：2018年5月6日 2時
