14話 ページ17
ノイからブレスレットを渡されたとき、隠せとは言われなかったので、骸たちの前で堂々と話す。
ノイ『え〜と、復讐者の電話番号ォ?』
貴方「うん」
ノイ『オッケー。あ、普通に喋らなくても、頭の中で思ってくれるだけでいいヨ』
貴方「(便利すぎでしょ)」
ノイ『だってボク、神様だもんっ』
貴方「そうだなー、神様だもんなー。さすがだなー」
ノイ『デショー♪』
どう聞いても棒読みのAのセリフに上機嫌で答える。
骸と犬は二人の会話をすぐ横で聞いて、ポケーとしている。
二人は神様など信じていなかったからだというのもあるかもしれない。
貴方「でも今は別にいいよ。また、今度でも」
ノイ『はーい』
貴方「で?電話番号は・・・?」
ノイ『ヴェンちゃん(復讐者のこと)のは知らないけど、バミューダクンのならわかるヨ』
何故バミューダのは知っているんだ。そしてヴェンちゃんってなんだ。
バミューダの電話番号をそこにあった紙にメモし、礼を言う。
それだけで上機嫌になるノイ。
そんなノイに対し三人は_
―――単純だな・・・。
心の中でシンクロしていた。
_その頃・・・
アオイside
ちらほらと、雪が降ってくる。
まだ雪は積もっていないが、時間の問題だろう。
アオイ「ふぇくしゅんッ」
ズビビッと鼻を啜る。
息を吐けば、息が白くなる。
アオイは先程からノイに通信しようとしても繋がらないブレスレットを見て、ため息をする。
トリップして一週間。
文無しでトリップしてしまい、しかも七歳に戻るというおまけ付きの事態に今更ながら焦っていた。
始めの方は旅団の誰かが拾ってくれるだろうと夢小説に在り来りな展開を期待し、寒くても空腹になっても何とか我慢していた。(時々近所のおばちゃんがご飯くれるし)
しかし、流石に一週間は辛い。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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雲雀空 - 殺魔×鬼能さん» 気付きませんでした…。ありがとうございます!! (2014年11月9日 21時) (レス) id: 4bd31cdb48 (このIDを非表示/違反報告)
殺魔×鬼能 - 25話の「必死に頭を縦に振る」って横じゃないんですか? (2014年10月26日 20時) (レス) id: cf01b32716 (このIDを非表示/違反報告)
謎の血濡れ少女(プロフ) - きたお〜 (2014年10月22日 23時) (レス) id: cbd32d8f5b (このIDを非表示/違反報告)
雲雀空 - 蒼藍さん» 応援ありがとうございます!これからもわたくし雲雀空、頑張って行きます!! (2014年10月11日 0時) (レス) id: 5958e5df81 (このIDを非表示/違反報告)
蒼藍(プロフ) - すごくおもしろいです!これからも頑張ってください! (2014年10月9日 22時) (レス) id: d863f61230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雲雀空 | 作成日時:2014年8月22日 23時