新テニスの王子様go to the top

不二周助編１日目 ページ41

〜密着取材１日目〜

花咲 A｢今日からついに密着取材開始・・・。まだ駆け出しの新人だけど、仕事を任された以上、先輩達には負けたくない。」

花咲 A｢私が担当する６人の選手達を、ランキング上位に食い込ませてみせるんだから！もちろん、あわよくばトップを・・・！」

黒部 由紀夫｢おはようございます、花咲さん。」

花咲 A｢あっ、黒部コーチ。おはようございます。昨日は合宿所の案内、ありがとうございました。」

黒部 由紀夫｢いよいよ、今日から取材開始ですね。何か相談があれば、いつでもお声をかけてください。」

花咲 A｢ありがとうございます！」

黒部 由紀夫｢もうしばらくすると、午前中の練習が始まります。それまでの間、選手達の取材をしておかれてはいかがですか？」

花咲 A｢ええ、そうさせていただきます。」

黒部 由紀夫｢練習の見学は自由ですが、彼らの邪魔にならないようご配慮ください。それでは。」

花咲 A｢さてと。私が取材する選手は・・・。越前君、手塚君、大石君、菊丸君、そして・・・遠山君の６人か。」

花咲 A｢その６人の密着取材は当然として・・・手広く情報を集めるなら、取材対象以外の選手達からも話を聞くべきかも。」

花咲 A｢練習中は仕方ないけど、それ以外の時間は、出来る限り皆から話を聞いて回らなきゃ。よしっ！とにかく行動あるのみ！」

〜朝トレーニング施設〜

花咲 A｢ねえ、手塚君。女の子って、好きな人との相性を占うのが好きなんだけど・・・。」

手塚 国光｢それが、どうかしましたか？」

花咲 A｢だから、人気投票対象者にも、手塚君と相性占いをしてみたいって人も必ずいると思うの。だから手塚君の誕生日をネットで公開したいんだけど、それはOK？」

手塚 国光｢ええ、構いません。俺の誕生日は10月7日です。」

花咲 A｢えーっと、10月7日ということは・・・。天秤座だよね？天秤座と私の星座の相性は・・・。」

花咲 A｢・・・あ。」

手塚 国光｢どうかしましたか？」

花咲 A｢相性100%運命の相手だって・・・。」

手塚 国光｢・・・。」

花咲 A｢(ヘ、変なこと言っちゃったかな・・・)」

手塚 国光｢なるほど・・・。所詮は占いですが、悪い気はしませんよ。」

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