新テニスの王子様go to the top

越前リョーマ編33 ページ40

花咲 A｢あ、そうだ。」

越前 リョーマ｢・・・何？」

花咲 A｢２入になったし、改めて言わせてもらうね。人気投票ランキング１位、おめでとう・・・越前君。」

越前 リョーマ｢・・・。」

花咲 A｢あ、あれ・・・無反応？」

越前 リョーマ｢オレさ。自分が１位になりたかった、ってより・・・Aさんを喜ばせたい、って気持ちの方が大きかったんだよね。そんな相手に、『おめでとう』って台詞はちょっと違うんじゃない？」

花咲 A｢そっか、それなら・・・。
越前君。１位になってくれて、ありがとう。」

越前 リョーマ｢・・・。」

花咲 A｢あ、あれ？まだ何か、間違えてる？」

越前 リョーマ｢別に間違えちゃいないけど・・・まあ、いいや。お祝いのプレゼントは、貸しにしとくよ。」

花咲 A｢あ・・・そういうこと？」

越前 リョーマ｢忘れないでいてよね。いつかオレが、アンタにふさわしいオトナの男になれたら・・・。遠慮なく取り立てにいくからさ。」

花咲 A｢うん・・・待ってるよ。」

花咲 A｢(ずっと・・・待ってるから)」

〜越前リョーマ編終わり〜

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