新テニスの王子様go to the top

越前リョーマ編11 ページ18

遠山 金太郎｢ジョギングで、ちょっと体動かしてたんや。」

花咲 A｢ジョギング・・・練習が終わったとこなのに、すごい体力だね。」

遠山 金太郎｢体動かすんは得意やねん。」

花咲 A｢それじゃあ、苦手なことって何かな？」

遠山 金太郎｢に、苦手なことなんかないで？」

花咲 A｢ふ〜ん・・・ねえ、遠山君が苦手なものって・・・。勉強でしょ？」

遠山 金太郎｢な、何でわかったんや！？」

花咲 A｢ふふ、遠山君のことなら、何だってわかるよ。」

遠山 金太郎｢へえ、そうなん？」

花咲 A｢で、どの教科が苦手なの？」

遠山 金太郎｢えっと・・・国語と数学と理科と社会と英語と・・・。」

花咲 A｢も、もういいから・・・。」

〜夜選手寮(廊下)〜

花咲 A｢さてと、今日はこれくらいにして、そろそろ帰ろうかな。」

｢ねえ、本気で言ってる？」

花咲 A｢ん・・・？」

｢ああ、めっちゃ本気やで！」

越前 リョーマ｢オレはパス。１人でやってれば？」

遠山 金太郎｢１人やとでけへんやん！なあ、やろーや！」

越前 リョーマ｢正直、迷惑何だけど。」

遠山 金太郎｢そない冷たいこと言わんといてや。１年同士仲ようしよーや。ええやろ！？なっ！？」

越前 リョーマ｢だから・・・。」

遠山 金太郎｢ほな、いくで〜っ！お約束の〜！」

ガチャ

花咲 A｢ねえ、いったい何を騒いで・・・。」

遠山 金太郎｢枕投げやーっ！」

花咲 A｢きゃっ！？」

越前&遠山｢えっ・・・？」

花咲 A｢ま、枕！？危ないなぁ。当たるところだったじゃない。」

遠山 金太郎｢コシマエが悪いんや！何でワイの投げた枕よけんねん！」

越前 リョーマ｢何で当たらなきゃダメなんだよ！だいたい・・・ノックもしないで入ってくる、花咲さんも悪い。」

花咲 A｢それについては・・・ごめんなさい・・・。」

遠山 金太郎｢せや！ねーちゃんも一緒に枕投げしよーや！」

花咲 A｢えっ、ま、枕投げ！？」

越前 リョーマ｢ねえ、もしかしてまだオレも頭数に入ってる？」

遠山 金太郎｢隙ありっ！」

越前 リョーマ｢え・・・？」

ボフッ

越前 リョーマ｢うわっ！？ねえ・・・冗談になってないよ？」

遠山 金太郎｢アハハハ！もう手加減せえへんからな！どんどんやらせてもらうでー！」

越前 リョーマ｢・・・にゃろう。」

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