新テニスの王子様go to the top (ページ17)

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越前リョーマ編10 ページ17

手塚国光｢ああ、そうしよう。」

花咲 A｢・・・まだ自分の出る幕じゃないって、こういうことだったんだ。」

手塚国光｢ええ、そういうことです。」

大石秀一郎｢手塚！まだなのか！」

手塚国光｢フッ・・・あいつには敵いませんよ。」

花咲 A｢あの手塚君にあそこまで信頼されているなんて・・・。さすが、青学の母と呼ばれるだけのことはあるかも。」

～昼選手寮(廊下)～

花咲 A｢ねえ、越前君。もう昼食は済ませてると思うけど・・・食事はどんなものを好んで食べているの？」

越前リョーマ｢そうっスね・・・ここのレストランで言えば焼き魚定食かな。焼き魚、好きなんで。」

花咲 A｢他に好きな食べ物はないの？」

越前リョーマ｢茶碗蒸しに、あとはえびせんべいっスね。」

花咲 A｢茶碗蒸しに、えびせんべいか・・・。」

越前リョーマ｢えびせんべいは、梅かキムチ味がベストっス。」

花咲 A｢なるほどね。さらにこだわりがあるのか。何だか通っぽいね。」

越前リョーマ｢ども。」

～２日目午後練習～

黒部由紀夫｢これより午後の合同練習を開始します。アップがすんだ選手からコートに入り、練習を開始してください。」

黒部由紀夫｢それでは、そろそろ・・・。今回の練習状況を評価させてもらいましょうか。」

～絶好調～
真田弦一郎『ふん、いい感じできておるわ。』

黒部由紀夫｢どうやら彼は絶好調のようですね。この調子が維持できるといいのですが。」

～好調～
遠山金太郎『ワイはまだまだやれるで～っ！』

黒部由紀夫｢彼も悪くありませんね。いい練習ができているようです。」

～不調～
鳳長太郎『ふぅ、どうにも上手くいかないな。』

黒部由紀夫｢彼は少し悪目立ちしていますね。あの程度、自分で立て直せないようならこの合宿で生き残れないでしょう。」

～絶不調～
柳蓮二『これ以上練習を続けても、もはや調子を落とすだけのようだな。』

黒部由紀夫｢彼はかなり調子が落ち込んでますね。最も厳しい評価にせざるを得ません。目に付いたところでは、その４人でしょうか。」

黒部由紀夫｢さてと・・・そろそろ時間ですね。これにて午後の合同練習を終了します。皆さん、お疲れ様でした。」

～夕方合宿所内の通り～

遠山金太郎｢おーい、ねーちゃん！」

花咲 A｢遠山君、何してるの？」