もっとあなたと一緒にいたい。【呪術廻戦/伏黒恵】

9.Embarrassing! ページ10

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やばい、やばい。

津美紀…先輩に会う？？？緊張して脳内バグるんだけど。



ていうかろくに会ったことも無いのに先輩が私に会いたいってどういう状況よ。





テンパりながらも、私は待ち合わせ場所のコンビニでお菓子を買っていた。







「あ、Aちゃん…だよね？」

『え、あ、津美紀さん？あ違う。伏黒先輩…すいません』



癖？でつい名前で呼んでしまった。申し訳ない。でも津美紀さんは「いいのいいの！好きに呼んでよ。突然遊びたいなんて言ってごめんね？」と笑顔で返してくれた。



それから伏黒宅へお邪魔した私。







「汚いけど上がって。あ、恵は今いないから安心してね」

『はい…ありがとうございます』









二人でお菓子を食べながら女子会をする。

私は元々友達と遊ぶことは滅多にないから、とても楽しんだ。




そして、時間はずっと過ぎていき、外はもう暗くなっていた。






「はー、久しぶりにたくさんお話できたよ。ありがとう、Aちゃん」

『いえ、こちらこそ！悩みとかたくさん聞いてくれてありがとうございました』

「うん。じゃあまた機会があればよろしくね。部活も大変だと思うけど、応援してるね！」








その言葉を最後にして、私は自宅へと帰る。














そのときの私は気付かなかった。



背後に、"あの"化け物がいることを。

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