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3.Adolescents can’t help but think you’re cute. ページ4





私と伏黒君は、あれ以来必要最低限の会話しか交わさなかった。



例えば。






『伏黒君、修学旅行の班、これでいいかな?』

「…ん、いいと思う」




とか、




『伏黒君、今日委員会の日!帰らないで』

「おう」





とか。本当にただそれだけ。伏黒君とは私から話しかけない限り、喋らない。これで本当にいいのか…?





そんなこんなで時は過ぎ、もう体育祭シーズンだ。



体育祭。私はあんまり好きじゃないけど、学級委員になった以上、みんなを引っ張っていかないと。





と、そんな風に意気込んでいる私をよそに、伏黒君はなんとも言えない消極的な雰囲気を醸し出していた。なので、私が中心となってクラス練習をしていた。私、運動得意じゃないのに。







そして、当日となった。








「わぁ!Aちょー可愛い!」

「応援団の団長がんばって!てか学ランめちゃ似合うじゃん」

『褒めすぎだよ…ありがと』









ちら、っと伏黒君の方を見る。一瞬目が合う。

伏黒君は私を見て少し手を振り、すぐに顔を背けてしまった。




『なっ…』




一瞬ドキッとしたのは、ノーカンで。












伏黒君は足が速かった。他に陸上部や柔道部とかもいたから、リレーや綱引きでは私のクラスが全勝だった。


結果的に、私達のクラスは優勝した。ついでに応援団賞も貰った。




みんなが喜んでる中、伏黒君だけ真顔で、つまらなそうにどこかを向いている。

私はその目線の先を追った。







目線の先、校舎の屋上になにか(・・・)いる。



なんだろう、大きな…蜂?のような、でも羽根は蝶みたいな。不思議なものだ。それに気付いてから、あまり喜べる気持ちでなくなった。







あれ。














なんで、なんで?






なんで伏黒君は、あれを見ていた?















もしかして________



















伏黒君も?

4.Next stage→←2.Why did this happen?



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ヒカル(プロフ) - アジア人の末裔さん» まあ…?そんな感じですね…?笑 ぶっちゃけ実話なのは前半だけですね笑 (3月9日 12時) (レス) id: 2ed2dbe4a3 (このIDを非表示/違反報告)
アジア人の末裔 - 今気づけば半分実話…ということはつまり主さんがこんな素敵な恋愛をした可能性があると…!?そう捉えていいんですかね!!! (3月7日 21時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - 奥宮。さん» 嬉しいです!ありがとうございます!!もうなんかほんとに思い付きなので…笑 そう言って頂き嬉しい限りです! (11月12日 20時) (レス) id: feae8b7922 (このIDを非表示/違反報告)
奥宮。(プロフ) - はちゃめちゃほのぼのとしてて、めちゃおもろくて好きです!!!更新楽しみにしてます!! (11月12日 19時) (レス) id: 6e2eb1af59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒカル | 作成日時:2023年11月5日 19時

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