私の兄のメンヘラ研究【ブルーロック】

研究3 ページ5

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ついにやってきた学校一の研究を決める発表会。






朝、ばぁやの運転するリムジンに乗って学校へ向かう。




「ばぁや、凪のとこにも頼む！」

「了解しました、玲王坊っちゃま」





これは、モーニングルーティンと言っても過言ではない。




玲王が凪くんと仲良くなってから、毎日聞いてる。






私はスマホを取り出し、イヤホンをつけてお気に入りの音楽を聴く。




その間にリムジンは走り出し、凪くんの家の方向へと向かっていく。













『…あ、玲王。凪くんいた』

「お、本当だ。ありがとなA！」

『うん』






イヤホンを外し、凪くんを車内へお招きする。








「よう凪！元気か？」

「うん。レオは相変わらずだね。Aは？」

『…あいむなーばす』

「コイツ緊張してんの。な、A？」










そうなのだ。白宝高校ってめちゃくちゃ人数いるから緊張してんの。





玲王はちょっとからかうように、私の肩に腕を回してきた。


凪くんは興味無さそうにしていた。










「…でもさ、Aならいつも通りで大丈夫じゃない？」

『…え』

「A、堂々としてる方がかっこいいよ」

『…ありがと。頑張ってくる』

「おーい凪？俺にはエール無しかよ」

「レオも頑張って」

「はっ、しょーがねーな！」















満更でもない玲王。

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