研究16 ページ19
・
△月▽日
助言も受けたことで、今日から学校にて実践。
まずは、玲王を嫉妬させる。
そのためには、凪くんを違う人とくっつけなければいけない。
『てことで、凪くん。テキトーなサッカー部の友達と過ごしてみて』
「オーケー」
休み時間、いつもなら凪くんと一緒にいる玲王だが、一人で机に突っ伏していた。
「…ぎ…れは_」
『(何言ってんの…?遠いからよくわからん)』
教室の外から玲王を見張っているけど、何かぶつぶつ呟いていた。
よく聞こえないから近づいてみると、死にそうな顔と共に、このような言葉達が聞こえてきた。
「凪は俺のこと嫌いなんだ…俺は大好きなのに…あの部員絶対許さねぇ金の力でねじ伏せてやる。そしたら凪が俺しか見えないように_____」
恐怖を感じた。
私の兄はいつからああなったのよほんとに…(遠い目)
なんだか可哀想に思えてきたので、電話をして凪くんに来てもらうことにした。
『あ、もしもし凪くん?』
「A?玲王どんな感じ?」
『それについてはノーコメで。てことで玲王のクラスの前来てもらってもいい?』
「りょーかい」
_____
「あ、Aいた」
『凪くん!よかった…今から玲王に声かけてきてくれる?そしたら、なるべく玲王が喜びそうなこと言って』
「え、何そのめんどくさいお願い。喜びそうなことって何」
『実は俺も会いたかったとか』
「…わかった」
そして、凪くんは玲王のところへ向かった。
「レオ」
「…凪か!」
「ごめん。呼ばれちゃってさ、レオのとこ行けなかった(大嘘)。俺も会いたかったんだけど」
それを聞いた玲王、嬉しそうに尻尾振ってました。
『流石凪くん。やっぱり天才だ』
270人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒカル(プロフ) - nyankitさん» ありがとうございます!うれしいです! (2023年3月7日 6時) (レス) id: feae8b7922 (このIDを非表示/違反報告)
nyankit - 完結おめでとうございます!とても面白かったです! (2023年3月7日 0時) (レス) @page25 id: 67649e7afa (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - ももさん» そうでした…!ご指摘ありがとうございます! (2023年2月26日 14時) (レス) id: feae8b7922 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 御曹司って男の人のことではなかったですっけ (2023年2月26日 14時) (レス) @page2 id: cb23da01f9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - 焼きラムネさん» コメントありがとうございます!たしかに書いててもおやっ?ってなりました…笑今度から歯ブラシ占いで行きます笑笑 (2023年2月19日 15時) (レス) id: feae8b7922 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒカル | 作成日時:2023年2月18日 20時