手枷、足枷、君にお任せ【usss】 (ページ9)

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「まーしぃはAのこと気に入ってないと思ってたわ、構ってるように見えなかったし」
「いや？前の子のほうが良かったで。寝てる間に来てるのは暴れたりせんから楽ってだけ」
「なんだ、そうなの」

まーしぃは四人の中でも群を抜いて女の子にうるさい。だけど前回の玩具は珍しく、まーしぃが一番気に入っていた。

玩具になることをいの一番に受け入れて、俺たちに尻尾を振ってくるような子、Aとは真逆のタイプだった。そう思うとAのことを気に召さないのも納得できる。

じゃあ今のところ、まーしぃは興味なしってことか。

「別にわざわざ女の身体使わんでも抜けるし、ちょっとお遊び程度って感じ」
「ふーん、まあAも相手する人数少ないほうがいっか」

……それに、ライバルはいないに越したことはない。

「顔は可愛いけど好みじゃないねんなあ」
「そんな気はしてた」

そのあと律儀にAをベッドへ寝かせたまーしぃは自室に戻っていった。