#7 ページ7
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『...早いな』
瑠「そう？」
『ちょっと待っててね』
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お風呂上がり外していたブラを付け直してスウェットに着替えて
携帯と財布だけ持って外に出た
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『...ごめんお待たせ』
瑠「うん、行こ」
『なんで今日も？』
瑠「んー、一応心配だったから？」
『...なんかごめんねいっつも』
瑠「全然、俺が辛い時に恩返しでもしてくれればいいよ笑」
『うん笑』
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コンビニでアイスを買って
家の近くの公園のベンチに座った
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瑠「...ねえ、変な気持たないで聞いて欲しいんだけどさ」
『うん』
瑠「...ほんとに蓮、亜美ちゃんと何もなかったのかな」
『...え？どういう意味？』
瑠「いや何か意味があるとかじゃなくて、ただの疑問」
『...喧嘩したとか、最近は聞いてなかったけど』
瑠「...ねえ、知ってたらあれなんだけど、...亜美ちゃん、飛び降りた日、Aと会った後家に帰ってなかったみたいだよ」
『...そうなんだ』
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その日の出来事に限らず
亜美の話を他の人から聞くと
自分は本当に何も知らなかったんだと落ち込んでしまう
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瑠「...蓮くんは、会ってないし連絡もしてないって言ってたけど」
『...みんな蓮くんに気が向くのも分かるけど、...本人も辛いだろうから、もうやめようよ』
瑠「...うん、ごめん」
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瑠姫なら話せる気がして
私は初めて人に、あのメッセージのことを話そうと思った
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瑠「...これほんとに亜美ちゃんから？」
『...うん、その日はいつも通り馬鹿騒ぎして自分で言うのもアレだけど、めっちゃ仲良く、明日ね〜とか言いながら解散したから』
瑠「...なんの突拍子もなく、こんなの」
『...警察には怖くて、これは言ってない、...てか言っても、変な憶測にしかならないと思って、なんか、言えない』
瑠「...うん、言わなくて良いと思う」
『...ごめん変なのに巻き込んで』
瑠「大丈夫、俺はこれを知らないし、見てないってことで」
『...うんありがとう』
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そう言うと瑠姫は少し照れたように
私の頭を優しく撫でた
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まなごん(プロフ) - ラストが衝撃でした！私はハピエン派なのですが、このお話は読みやすくて、どうなるんだろうと気になって最後まで一気に読んじゃいました！とても素敵な作品でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月2日 8時) (
レス) @page27 id: 01f4237aa2 (このIDを非表示/違反報告)
リエ - ラスト衝撃でした！悲しいお話だけど面白かったです！ (2021年9月2日 16時) (レス) id: 011c73e51d (このIDを非表示/違反報告)
ふみか(プロフ) - 大好きです！！ (2021年9月1日 23時) (レス) id: 8ae5b3eb21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maruko | 作成日時：2021年8月26日 23時
