#18 ページ18
.
.
Ren Side.
.
.
2019年 冬
街中がイルミネーションに溢れててすっかりクリスマスシーズンになった
.
学校は冬休みに入ったにも関わらず
相変わらず4人で遊ぶ日は多かった
亜美が俺のことをもう好きじゃなくなってくれていれば
仲も拗れず俺は正々堂々、Aちゃんを好きで居れるのに、なんて思い始めていた
.
ただ、そう思惑通りには行かなかった
.
amiクリスマスの日、空いてる?
.
.
12/25
.
待ち合わせ場所に行くと、いつもより少し着飾った亜美がいた
.
蓮「お待たせ」
亜「ああ、全然待ってないよ、大丈夫！」
蓮「あれ、2人は？」
.
瑠姫とAちゃんも来ると聞いていた
ただ待ち合わせ場所には亜美しかいなかった
.
亜「あ〜、なんか用事あって来れなくなっちゃったって」
蓮「そうなんや、デートやね」
亜「...うん」
.
後から知った
最初から2人のことは誘っていなかったって
.
亜美が予約してくれたレストランに行って
イルミネーションを見て、亜美は俺にプレゼントをくれて
時間が経ってもう夜の22時を回ろうとしていた
.
.
蓮「はあ〜楽しかった、ありがとう何から何まで」
亜「ううん全然、私が誘っただけなのに、楽しんでくれてよかった」
蓮「もう遅いけん、帰ろ、送ってく」
.
そう言って数歩歩いた時、体がグッと後ろに引っ張られた
.
亜「...ねえ、帰りたくない」
蓮「明日朝早いんやなかった？帰らんでいいと？」
亜「...いい、今日は、蓮と一緒にいたい」
.
.
どれだけ好きな人がいようが、誘いには断れなかった
と言うより、浮ついた気持ちが、断らずにいた
.
亜美を自分の家へ呼び
しばらくして、抱き合った
.
部屋の電気を消して、見様見真似でやってみたけど
何も気持ち良くはなかった
.
...こんなもんかぁ
.
そう思った時、いつも呼び捨てで呼ぶ亜美が何故か「蓮くん」と呼んだ
.
.
頭の中にAちゃんが浮かんで
背中がゾクゾクするほど興奮した
.
目の前にいる亜美に好きな人を重ね、激しく抱いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まなごん(プロフ) - ラストが衝撃でした！私はハピエン派なのですが、このお話は読みやすくて、どうなるんだろうと気になって最後まで一気に読んじゃいました！とても素敵な作品でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月2日 8時) (
レス) @page27 id: 01f4237aa2 (このIDを非表示/違反報告)
リエ - ラスト衝撃でした！悲しいお話だけど面白かったです！ (2021年9月2日 16時) (レス) id: 011c73e51d (このIDを非表示/違反報告)
ふみか(プロフ) - 大好きです！！ (2021年9月1日 23時) (レス) id: 8ae5b3eb21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：maruko | 作成日時：2021年8月26日 23時
