#11 ページ11
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2019年 夏
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亜「Aって瑠姫くんとほんと仲良いよね」
『え？まあ中学一緒だし家近いからね』
亜「いいね〜、幼馴染って感じで」
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授業が終わって放課後
グラウンドのサッカー部を眺めながら亜美と教室で話していた
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『なんで？あ、まさかあんた』
亜「違う違う笑、Aが今言おうとしてるね、瑠姫くんのこと好きになった？じゃないから笑」
『わ、よく分かったね笑』
亜「瑠姫くんじゃなくて、...まあ好きな人は、まあ好きっていうか」
『え待ってなになに、まさか亜美好きな人できたの』
亜「瑠姫くんといつも一緒にいるさ、...蓮くん」
『ええええええ！待って意外なんだけど、なんで！？』
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亜美が蓮くんを好きになったと私に告げたのは一年生の夏頃だった
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亜「だって、...瑠姫くんって結構女子にモテるけど、私はそれより横でいつもみんなにニコニコしてて、でもなんか真面目な感じだし、なんかぱっと見気になってから、なんかね」
『えええもう完全に惚れ込んじゃってるじゃ〜〜ん！！』
亜「そうやってわちゃわちゃ言われると思った〜もう」
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むすっと拗ねる亜美は恋する乙女って感じですっごい可愛かった
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『そういや最近髪型変えたり若干化粧したりとか』
亜「あんたよく瑠姫くんと喋るからさ、そうすると隣にいるじゃない蓮くんが」
『あ〜そういうことか〜なるほどね」
亜「でも別に蓮くんと話したことないしさ、なんか気合い入れてるのも違うかなとか最近思って」
『あ！そしたらさ、今度4人でどっか行かない？？瑠姫に言ってみるよ！』
亜「え待って嘘でしょそれはやばすぎる、え、いいの？」
『瑠姫そういうのめっちゃ協力したい系だから、多分喜んで行ってくれると思うよ笑』
亜「マジかよ神すぎる...」
『瑠姫から蓮くん誘うように頼んでみるわ！』
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それから私は瑠姫に連絡して
ただ亜美が蓮くんを好きだから、と伝えるのも友達心として言いにくくて
今度4人で出かけようよ、とだけ伝えた
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瑠姫はもちろん喜んでオッケーしてくれて
例の蓮くんも「楽しそうやん！」とかなんとか言いながらオッケーしてくれた
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それから初めて4人で行ったのは水族館だった
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水族館以外にも放課後や土日、暇な日があれば
4人で会って出かけることが多くなった
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まなごん(プロフ) - ラストが衝撃でした！私はハピエン派なのですが、このお話は読みやすくて、どうなるんだろうと気になって最後まで一気に読んじゃいました！とても素敵な作品でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月2日 8時) (
レス) @page27 id: 01f4237aa2 (このIDを非表示/違反報告)
リエ - ラスト衝撃でした！悲しいお話だけど面白かったです！ (2021年9月2日 16時) (レス) id: 011c73e51d (このIDを非表示/違反報告)
ふみか(プロフ) - 大好きです！！ (2021年9月1日 23時) (レス) id: 8ae5b3eb21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maruko | 作成日時：2021年8月26日 23時
