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自分が愛する人のために
身を削れることはとても素敵な事だと思う
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亜美消えろ
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眠い目を擦って見る携帯
朝6時半、不意に目が覚めて何時か確認しようと携帯を開いたら
亜美からこんな連絡が来ていた
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…間違ったんかな
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亜美は高校に入ってからずっと仲が良くて1,2年と連続で同じクラスだ
昨日だって放課後カフェに行ったあとカラオケに行って夜遅くまで馬鹿騒ぎしてた
口悪くじゃれ合うのはお決まりだけど
なんの脈絡もなく突然こんな連絡が来ると、何かしてしまったのかと不安になった
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それから目が覚めてしまい
いつもは7時に起きて準備を始めるけど今日は少し早めに学校へ行く支度をした
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『行ってきま〜〜す』
母「あれ今日は早いのね」
『んー早く準備終わったし』
母「それよりあんた最近遊びすぎて帰り遅いんだから気をつけてよ？」
『んーはいはい！行ってきま〜す』
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家を出て学校までは徒歩と電車
合わせて1時間弱かかる
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学校へ着くと、何故か校門は閉まっていた
教員が総出で外にいて
何故か警察もちらほらいる
パトカーと立ち入り禁止のテープ
大勢の野次馬が、事件性を漂わせていた
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野次馬から、飛び降りらしいわよ、と声が聞こえてきた
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まさか、うちの学校にいじめとかあったのかな
ていうかこんなドラマみたいなことある？
野次馬の人たちはどこから来た誰なんだろう、近所の人達かな
生徒たちもざわめいている
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「君、少しお話し良いかな」
『…え、私ですか？』
警察官の1人と校長が私の目の前にやってきた
野次馬たちの視線が一気に私に向けられる
私は警察官と校長に連れられ立ち入り禁止のテープに入り昇降口まで連れてこられた
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「昨日、亜美さんと何時まで一緒にいた？」
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警察官が口火を切った
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『…何時って、22時には私家に着いてます、だから21時とかかな…時計見てなかったから詳しくは覚えてないですけど』
「そう…それ以降は連絡とった？」
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ふと今朝方見たLINEを思い出した
ただ何故か言えなくて、取っていない と嘘をついた
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「そうか…」
『あの、…なんで私に』
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「…大変心が痛いんだけどね
飛び降りたのは、亜美さんなんだよ」
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まなごん(プロフ) - ラストが衝撃でした！私はハピエン派なのですが、このお話は読みやすくて、どうなるんだろうと気になって最後まで一気に読んじゃいました！とても素敵な作品でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月2日 8時) (
レス) @page27 id: 01f4237aa2 (このIDを非表示/違反報告)
リエ - ラスト衝撃でした！悲しいお話だけど面白かったです！ (2021年9月2日 16時) (レス) id: 011c73e51d (このIDを非表示/違反報告)
ふみか(プロフ) - 大好きです！！ (2021年9月1日 23時) (レス) id: 8ae5b3eb21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maruko | 作成日時：2021年8月26日 23時
