到着 ページ5
「開門!!」
兵隊の声と共に、ギシギシと重そうな音を立てて、王宮の門が開いた。日向は、馬を王宮の玄関先まで連れ、そこで降りた。
日「予定より早くつくことができた。この者達 を部屋に案内せよ。その後、私の所に連れ てこい。私がじかに、闘技場を案内する」
日向は、近くにいた及川にそう言うと純白のマントを翻し、王宮の中へと入っていった。
及「さてと………。さ!皆荷物を持って!案内す るよ〜!」
及川は、急げ急げ!とまくしたてた。自分の分の荷物を持ち、王宮内へと入る。
及「国見と金田一と影山の部屋はここね〜!こ この家具とかは、好きに使っていいって さ!」
国見たちが通された部屋は、とても大きくまるで、客間のような造りになっていた。
天井からは、シャンデリアが下がり、壁には暖炉が付けられ、その前にはゆったりとくつろげるように大きなソファが置かれていた。
壁には、いつの時代かに描かれた絵が、金縁の額に入れられ飾られている。そのどれも素晴らしい品物に、三人は息をするのも忘れて見入っていた。すると
岩「殿下がお呼びだ。闘技場へ行くぞ。」
と岩泉に声をかけられ、三人は慌てて岩泉について行った。
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作者名:アルテミス | 作成日時:2015年10月10日 11時