検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:738 hit

訪問者2 ページ3

及「殿下。感想はどうですか?」

及川は、なれた手つきで日向の手を取った。日向は一度、闘技場に目線を移し、そして

日「とても勇敢で、見ていてとても感心し た。この者達に国を任せることを誇りに思 う。」

と、言葉をつないだ。そしてもう一度、闘技場を見て、そして岩泉にエスコートされながら闘技場を出た。

及「よかったね〜!殿下にほめてもらえ て!じゃあまたねー!」

及川は、ヒラヒラと手を振りながら闘技場を出て行った。その場に残されたものたちは、驚きと、感動でその場に立ち尽くしていた。

日「及川。岩泉。」

2人を呼ぶ声が、御輿(みこし)の中から聞こえた。2人は、御輿を止めさせひざまずいた。

岩「どうか?」

岩泉がきくと、

日「………。あの、闘技場はいつからあそこにあ るのだ?」

との質問がかえってきた。一瞬、何事かと思った二人は、反応が遅れた。だが、気を取り直し

及「かれこれ百年以上、あそこにあったと思わ れます。」

日「そうか………。後で、人を呼び修理させ る。それまでは、城の闘技場を使えとあの ものたちに知らせるがよい。」

そう言うと、御輿を出すように促した。御輿が動き出すと、及川と岩泉は後ろについた。きっと考えていることは同じであった。

だが、2人はそれを口に出さず警護を続けた。

移動→←訪問者



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アルテミス | 作成日時:2015年10月10日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。