訪問者 ページ2
国「そこまで!」
国見の声が闘技場に響く。その声と共に、金属がこすれあう音が消えた。
金「ったく。今年の剣演舞はお前が独り占め か?影山」
影山と呼ばれた男は、金田一という男を立たせた。国見は、その様子をつまらなそうに見つめていた。と……。
及「ヤッホー☆彡遊びに来たよ〜?」
は?と思い声のした方に顔を向けた。そこには、国見、金田一、影山の先輩でもある及川徹がいた。
国「…………。なんでいるんですか?」
国見が冷たく言い放った。及川は、特にきにするようすもなく
及「先輩として遊びに来たんだよ〜!」
先輩だから、遊びに来たのか。と突っ込みどころ満載だが、次の一言で吹っ飛んだ。
及「てゆうのは嘘で、実は殿下がみたいってい うから来たの〜!」
国「殿下?!」
ザワザワと闘技場が騒がしくなった。
この夜ノ国の女王、日向翔陽。国民からは「太陽の使者」と呼ばれている。理由はただ一つ。
髪の毛の色だ。
この国には、呪いがかかっておりある日から太陽が昇らなくなった。そのため、国民の髪の毛の色は暗い色ばかり。
しかし、日向翔陽だけは太陽の色をし、生まれいでた。そのため、彼女は国民から慕われている。
及川は、ニコニコと笑っているとその後ろから
小さな、紺色のベールをかぶった人物が及川の袖を引っ張り、
日「もう、帰ろ。」
と、鈴のなるような声で言った。
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作者名:アルテミス | 作成日時:2015年10月10日 11時