2 ページ2
体の毛穴という毛穴から冷や汗が出てくる
にこりと課長が笑った途端、冷や汗が冷えて酷く寒く感じた
『か、か、かちょ…』
JN「ごめんね、うちの部下が
あ。ソリさん、これ」
課長が女の子たちに笑いかけると女の子たちは「はぁい」と甘えた声を出した
こいつら
さっきまで疑心暗鬼になってたくせに
裏切りやがって！
課長はソリさんに茶色の封筒を渡す
『な、ななんで…』
JN「君が書類、何枚か忘れてたから渡しに来てあげたんだよ
まさか、親切心がこんなふうに裏切られるとは思わなかったけど」
私に向き合った途端、笑顔を無くして真顔でそう言うキム ソクジン課長
まずい
非常にまずい
だがなぁ、私は別に間違ったこと言ってない
この男は私にだけ余分な仕事を任せ、残業をさせ、飲みに誘わない
くそ
嫌ってるだろおい
ただ、こんな冷たい目をした課長を前に言えるわけはなくて
ただ震える声で弁解をする
『か、かちょ
これは…ち、ちがうんです』
そう言うと冷たい目を残したまま、目を細めてる課長
伝わったのかと思い安堵した瞬間
私は絶望に落とされた
JN「話は後で聞くから
今日も残業だね」
そう残酷な言葉を落とす
そして、私が朝、時間をかけて作った後ろのおしゃれお団子を引っ張る課長
これってもしやパワハラ！？
わざと残業をさせて、部下の髪の毛を引っ張るなんて！
「失礼します」と出ていく課長
JN「変な事考えてたら仕事倍にするから」
部署からさっきの女の子たちとソリさんが顔を出している
『ぎゃあっ…う、うぅ…』
JN「うるさい」
『訴えてやるぅ…』
引っ張られながら泣いて鼻水は垂らして、まるで子供のようだ
そんな様子を遠くから見て顔を歪ませている女子3人とソリさんの顔が
涙で歪んだ私でもよく分かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 964人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さ(プロフ) - 更新毎日楽しみにしてます！！！大変だと思いますが頑張ってください、！！！応援してます！！！！ (2020年3月13日 0時) (
レス) id: 14ea85cf2a (このIDを非表示/違反報告)
まゆこ(プロフ) - すごく面白くて更新楽しみにさせていただいてます。これからも更新頑張ってください(^^) (2020年3月3日 15時) (レス) id: 582ce9a9b4 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジンくんと女の子のやり取りとか見ながらニヤニヤと小説読ませてもらっています。これからも更新がんばってください！ (2020年3月2日 1時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - ジミンくん…なんで浮気したの…( ´Д`)パボ…。私も課長の沼にハマりそうです\(//∇//)\更新楽しみにしてます♪ (2020年2月29日 20時) (レス) id: ad75c2da46 (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい！！ (2020年2月23日 11時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ころん | 作成日時：2020年2月17日 19時
