桜吹雪と涙 (ページ21)

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心の中にページ21

自分でとっさに出た言葉

なんか、笑えてきちゃって笑がこぼれた。

紫｢A、、、」

紫耀が優しく微笑む、、、

ああ、これでいいんだ。これがいいんだ。

私は、大きく頷いた。

紫｢俺も、ずっと一緒におりたい

よろしくお願いします！」

瑞｢はい！仲直りー」

瑞生がゲラゲラ笑う

私、、、これが見たかったんだね、

3人でどうでもいいことに笑って

青春の重みとか辛さとかみんなで分け合って、

喜びを噛み締めて

これで、私は、幸せなんだ。

明日、紫耀がいなくなったとしても、前を向ける気がした。

それから1時間ほど喋って家に帰った。

｢ありがとね、瑞生、私、久しぶりに笑えたよ。」

瑞｢良かった、笑うことは一番の健康薬なんやて、」

｢そうなんだね、」

“笑顔は1番の健康薬”

素敵な言葉だと思った。

家に戻って、廉にもちゃんと事情を説明して

明るい気持ちになれた。

でも、現実はそんなに甘くなかった。

☆。.:＊・゜

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