桜吹雪と涙 (ページ14)

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喧嘩ページ14

私は、その日、結局廉とも口を聞かず

何も食べずに眠りについた。次の日

紫耀にあってちゃんと話をつけようと決めて、

次の日、、、運良く学校は休みで、いつもより早めに

紫耀の入る病院へ向かった。

｢紫耀ー？」

紫｢あ、A！おはよう。今日は、早いんやね。」

紫耀は、ニコッと笑った。

私もその笑顔に向かって笑を返してみた。

紫｢昨日、なんかあったん？」

｢んー？特にないよ。」

私は、紫耀の病室にある花を取り替えながら話した。

うん。あったよ、

そんなこと言えるわけがない。

｢ねぇ、紫耀？」

紫｢んー？なーに？」

｢マリエちゃんって、誰？」

その瞬間、、、紫耀の顔色が曇った。

紫｢おまえ、聞いたんか？」

｢きれいさっぱり聞きました！」

紫｢ごめん、あれはな、仕方なかって！」

頑張って言い訳をしようとする紫耀、、、

どんな言い訳があったとしても､こんな事あっていいのだろうか、

｢言い訳なんて、聞いてないよ？」

わざと落ち着いた口調で呟いた。

紫｢じゃあ、、、なんて言えばええん？」

次には紫耀が怒り始めた。

下を俯いてグチグチと、

｢なんで、、、紫耀が怒んのよ！」

その態度に私は、逆に紫耀へと怒った。

紫｢仕方なかって！言ったやろ！」

紫耀も負けてはいない。言い返してくる。

｢なんでよ、どんな理由があってもなんで寝るの？」

紫耀は、黙ってしまった。

私も何も聞かずに叫んで悪いと思ったけど

ハッキリさせたかったから。

その瞬間

紫｢じゃあ、もう終わりにする？」

紫耀の声が冷たく響いた。

☆。.:＊・゜

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