桜吹雪と涙 (ページ11)

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胸の奥ページ11

学校から出てそのまま病院へ行こうとすると

？｢ちょっといいかな？)

話したこともない女の子にしゃペリかけられた。

その子はキラキラしてて、、、ネイルもゴツゴツ

オマケに真っ黒なマスカラに、茶髪のロング

どこからどう見てもギャルにしか見えない。

｢なんですか？」

？｢私の名前は高野原マリエ」

ほら、名前だってそれなりた。

｢私に何のようですか？」

マ｢紫耀くんは？」

思っていたとおりの答えだった気がする。

紫耀のことを聞かれた。

でも、初めてあった人に紫耀のこと、べらべら喋っていいのかな？

私は、特に何も言わずに立ちそろうとした。

その時だった。

マ｢なんか、隠してるんでしょ？

なんで言ってくれないのよ。

これでも私は、紫耀と1回寝たことあるんだからね。」

｢へっ。」

寝たことある。

その言葉が頭の中でループする。

何回もぐるぐると周り、信じられなかった。

｢どういう事です、か？」

マ｢あはっ、泣きそうだねー、」

バカにされてるってわかってたけど溢れる涙と声、

｢どういう事なんですか！」

マ｢私、、、紫耀のこと好きだったのでもね、

アイツにはお前がいて、だから振られたの！

じゃあ抱いてくれんならいいよって、、、そしたらあっさり抱いてくれたよ

何回も愛してるって言ってくれたしね。」

ゲラゲラ笑う、マリエ、、、

世界から色が消えた気がした。

｢そんなッ、」

膝からがくっと崩れ落ちた。

神様？これは私と紫耀への別れを意味来ているのですか？

それとも天罰ですか？

紫耀を愛して、幸せになった私への天罰ですか？

紫耀、、、

今日は、病院行けないや。

☆。.:＊・゜