聞きたいこと 斎藤一 ページ41
「おい、A」
斎藤さんに名を呼ばれ、振り向いたとき。
両手を斎藤さんに掴まれた。
「どっ……どうしたんですか、斎藤さん?!」
「あ……アンタに……聞きたいことがある」
「はっ……はい。なんでしょう……」
斎藤さんの顔が真っ赤になる。
本人は真剣なんだろうけど……すごい可愛い。
「アンタは何故……総司や平助と一緒にいるのだ……?」
「ふえ?だって……うーん。斎藤さん、なんか変ですよ?」
「そうなのだ。アンタが他の隊士たちといると……何故か俺の心の中がもやもやするのだ……」
……ん?そういうことを聞いたわけじゃないんだけどな……。ま、いっか。
「心が……もやもや?」
「そっ……その……Aは俺のことを……好いているか?/////」
「ふええ!?そっ……そのぉ……/////」
斎藤さん直球すぎるよぉお!いや、斎藤さん恋愛的に好きだけどぉぉ/////
「俺は、アンタのことを好いている。恋愛……的な意味で……/////」
私の顔が真っ赤になるのがわかった。身体が熱くなってくる。
「こんな気持ちは……初めてだっ……/////」
言わなきゃ。
「私もっ……斎藤さんのことが……好き、です/////」
斎藤さんの顔がぱあっと明るくなった。
「アンタの気持ちが聞けて嬉しい。今夜、二人で月でも見よう」
薄桜鬼 斎藤一
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明日菜(プロフ) - お母さんの所のヅラの名前が小五郎になってます!その他のヅラの所も間違ってます…桂小太郎です! (2017年5月5日 21時) (レス) id: 487437d708 (このIDを非表示/違反報告)
唯那(プロフ) - お気に入り登録ありがとう!!! (2016年11月20日 18時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
唯那(プロフ) - 評価ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです! (2016年11月19日 21時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唯那 | 作成日時:2016年11月17日 19時