本当にお嬢様は………… 片倉小十郎 ページ3
私がうとうとしていると、執事の片倉小十郎がやって来た
「お嬢様」
「ん？どうしたの？小十郎」
「ご無礼ながら、常々考えていることなのですが……」
「なに〜？気になるよ〜」
「では。お嬢様には品位というものが足りません。どのくらい足りないか具体的にいいますと……お嬢様には品位というものは存在しない、いやむしろそういったものを知り得なのではないかという位に足りません」
「えっ、ちょ！ひどくない！？」
「いえ、本当の事です。男に並び、戦場に赴くのは……まだいいとして、お嬢様の戦いには女性らしさの欠片も見当たらないのがその理由かと」
「いやいや！戦い方に女性らしさもクソもないでしょ？！」
「言葉遣いに関してもです。所作から言動に至るまで全てに於いて一切合切嘘偽りなく！存在致しません。お嬢様は本当に女性ですか？」
「んなっ……！ま、まぁ否定はしないけど……」
「これはお嬢様の詩集ですよね？」
小十郎が取り出したのは私の秘密の詩集ノートだった。
「ちょっ！返して！」
小十郎の背が高くて届かない。くそぉ
「お嬢様はチビですね。なになに……”どんなに近くにいても、貴方には届かない。この想いは私の心の中に……”」
一番読まれたくない詩を読まれた。私の顔は真っ赤だろう
「顔が真っ赤ですよ、お嬢様。………お嬢様も女性でしたね。お嬢様、愛しています。これからも貴女の傍に居ますから」
そういって小十郎に抱きしめられた
「私もだよ、小十郎」
戦国無双 片倉小十郎
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明日菜(プロフ) - お母さんの所のヅラの名前が小五郎になってます！その他のヅラの所も間違ってます…桂小太郎です！ (2017年5月5日 21時) (
レス) id: 487437d708 (このIDを非表示/違反報告)
唯那(プロフ) - お気に入り登録ありがとう！！！ (2016年11月20日 18時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
唯那(プロフ) - 評価ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！ (2016年11月19日 21時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯那 | 作成日時：2016年11月17日 19時
