双子 ページ15
凛「今おっきな音したけど大丈夫!?」
瑠衣と凛が来たが、私はそれどころじゃない。
姉が落ちようとしている。
加乃「菜…乃。助けて…」
菜乃「…」
私が彼女より上にいる。彼女を見下してる。
菜乃「私ね、あんたのこと、ずっと嫌いだったんだ」
加乃「え…?」
彼女はぽかんとしてる。
菜乃「だって。お母さんはいつも加乃加乃加乃!私のことなんかちっとも見てくれない!なにやったって加乃には適わない!もう、嫌だったんだよね」
加乃「ちょっと菜乃…」
菜乃「だから…助けないよ、私は」
私は立ち上がり、その場を後にしようとした。そのとき、加乃に足を掴まれた。
加乃「ふふふっ。あ〜、おかしい。そうだよ。お母さんは私ばっかり。あなたはなにやったって私には敵わない」
菜乃「ふざけんじゃないわよ…!」
加乃「ふざけてないよ?ねえ菜乃。この下は何処まであるんだろうね。落ちたら死ぬんじゃないかな」
菜乃「なに、いってんのよ…」
彼女は、まさか。
加乃「いつの日か言ったよね。”私は菜乃、菜乃は私”って。いつまでも二人一緒って」
菜乃「!?」
嫌だ。死にたくない。私は加乃の手を必死に振りほどこうとする。彼女の力は本当に女子か、というぐらいに強かった。
加乃「だから…二人は一緒だよ?菜乃」
私と彼女が、穴に落ちていく。
菜乃「嫌っ、嫌ああああああ!」
《とうとう来たね!双子のイザコザ!あ、結局二人はあの穴に落ちて死んだよ。あの穴は深いからね。じゃあ…次はどうなるのかな?楽しみだね(๑¯ω¯๑)》
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唯那(プロフ) - お気に入り登録ありがどうございまずぅぅ(泣 (2016年12月29日 20時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
唯那(プロフ) - お気に入り登録ありがとうございます!!!発狂して死ぬかと思いました!! (2016年12月23日 12時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
唯那(プロフ) - 雪楽さん» ありがとうございます♪頑張りますね!! (2016年11月20日 18時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
雪楽(プロフ) - 唯那さん» とても面白いです!!続きがめっちゃ気になります!(*´・∀・) (2016年11月20日 18時) (レス) id: 7b5bfa1836 (このIDを非表示/違反報告)
唯那(プロフ) - 評価、お気に入り登録ありがとうございます! (2016年11月14日 17時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唯那 | 作成日時:2016年11月13日 20時